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のんか
2021年3月9日 21:03
2020年8月。妊活開始から24ヶ月目。いつもより出血量の多い生理が終わり、2回目の胚盤胞移植へと向かう。次の移植に向けて、何か前向きに取り組めることはないか。いろいろ考えてはみるものの、やはりまだ、流産したことを受け入れる時間を要するのか、仕事から帰っては手術の日からいまだ消えずに残る点滴痕をボーっと眺める日々が続いていた。移植前日に、職場の同僚が熱を出して休んだ。その同僚の仕事
2021年3月9日 17:30
2020年7月。妊活開始から23ヶ月目。妊娠10週目の検診で「流産」という診断が下る。夫に報告し、手術当日の送り迎えを急遽お願いした。夫はまさか「流産」するとは思っていなかったようで、私よりもうろたえていた。手術前日、お昼ごろから出血が始まってしまった。明日までどうにかひどくなりませんよう、祈るような気持ちで当日を迎えることに。当日は手術の時間までおそらく2~3時間はあるだろうと考