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日向坂46を例にして、アイドルビジネスを考えてみましょう

アイドルの所属事務所は企業ですから、企業活動としてやらなきゃいけないことは「売り上げの拡大」となります。
売上の拡大の方法で簡単に思いつくのは、新規顧客=新しいファンを獲得すること、と、既存のファンにもっと多くのお金を使ってもらう事、ですね。

シングル表題曲は新たなファンを獲得するための手段

新たなファンを獲得するための方法を考えてみましょう。
パッと思いつくのは、とにかく多くの人の目に触れて、話題になること、見つけてもらうことです。そのために、テレビやラジオ、雑誌といったメディアへの露出機会が大切となります。

沢山の歌い手さんが出場する歌番組やフェス等に出場することもそのうちの一つですね。この時、ノリが良くてキャッチ―なフレーズや、ついつい口ずさんでしまう歌詞があると、耳覚えが良くて受けが良くなると思います。したがって、シングルの表題曲は「君しか勝たん」とか「アザトカワイイ」等、ご新規さんに受けが良いと思われる曲になりますね。こういった曲って、バラエティや情報番組のBGMとしても使ってもらいやすいという点もあるかと思います。
日向ちゃんたちはバラエティでも明るく楽しく前向きな姿勢を見せてくれるし、利口なメンバー・おバカなメンバーがいて、印象に残りやすいんじゃないかなと思います。興味を持ってもらって、曲を耳にしてもらって、CD購入やライブチケット購入といった次の消費行動に移ってもらえれば、表題曲のビジネスとしての目的は達成されたことになります。

カップリング曲は既存ファン向け

SNS等を見ていると、既存ファンは表題曲に対してはどちらかと言えばネガティブな印象をお持ちの様ですが、そこはビジネス、抜かりがありません。1期生曲、2期生曲、3期生曲、ソロ曲、ユニット曲といった曲たちが何のために用意されているかを考えてみると、既存ファンに向けたものだと思うんです。メンバーの新たな一面を見せたり、新たなジャンルの曲に挑戦したり、表題ではセンターに置きづらいメンバーを置いてみたり。
既存ファンは、どちらかと言えば「JOYFULL LOVE」とか「青春の馬」といった曲に思い入れが強いですよね。ライブでも盛り上がります。この状態って、ビジネス的には企業の思った通り、って感じじゃないでしょうか。
既存ファンにTYPE-B、TYPE-C、初回限定盤etcを購入していただいて、ミーグリや握手会に参加してもらって、グッズを買ってもらってライブに来てもらえれば、ビジネスの目的は達成されるわけです。

とまあこんな感じで、ビジネス的な視線でアイドルを眺めてみるといろいろと興味深いです。ビジネスに正解は無いので、この考えが本当に当てはまるかどうかはわかりませんが。

「全国おひさま化計画」開始まであと2週間ちょっと。私にとって初めての日向坂46のライブは広島グリーンアリーナ。とても楽しみです。まなふぃを目に焼き付けたいです。

(W-KEYAKI FES.の三日目も行きましたが、フェスだし、背が低いもんだからほとんど生で見えず。。)

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思わず笑ってしまうような素人の哀れな思考を書きたいと思っているんですが、なかなか書けないものですね。無意識にカッコつけちゃってるのかもしれないなあ。