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日向坂を取り巻く好機と脅威ってなんだろう?

SWOT分析の続きです。
あくまでも思考実験です。こういう分析って正解があるわけでなく人それぞれの結論が出るところが興味深いんだと思います。

SWOT分析の機会と脅威とは

SWOT分析の「機会」とは、組織を取り巻く状況のうちその組織の成長に大きく貢献し得る、組織の成長にプラスに働く要因のことです。日本語の「チャンス」とか「好機」にあたるものです。
「脅威」とは、「機会」とは反対の、組織の成長にマイナスに働く要因のことです。

日向坂やまなふぃを取り巻く機会と脅威について考えてみましょう。

日向坂46は、チームとして絶好調

日向坂46は、今、絶好調ですね。2021年度上半期のメンバーのテレビ主演本数が255本とのこと(ひな会いスタッフ調べ)。

ローソンとのコラボ企画商品やカップスター46周年記念コラボ商品は、どこも売り切れとの噂です。実際、ローソンに行ってもコラボ商品は品薄です。狙って買い求めないとお目にかかれない状態だと思います。

日向坂のウリの一つは、「チーム力」「仲の良さ」だと思います。チーム力を発揮するような企画には呼ばれる可能性が高いと思います。

自分だけのアイテムを持っているメンバー=活躍フィールドが広い

日向坂46のメンバーにはイメージできるアイテムがあり、そのアイテムを活かした活躍の場を持てています。

なっちょ=インドネシアの帰国子女、マシンガントーク
影ちゃん=サッカー、東大受験するほどの高学力
かとし=ファッション、運動神経
きょんこ=謎の語彙力・発想力からの受け答えの面白さ
キャプテン=お笑い、トーク力
みーぱん=台湾帰国子女、癒し系キャラ
まなふぃ=サンリオ好き、アイドル好き、イングランド帰国子女
おたけ=美容番長、ファッション
めいめい=カラーガード、運動神経
おすし=カメラ、薄幸オーラ、サックス、ドラム
KAWADAさん=山口県
こさかな=恐竜博士
スージー=負けキャラ、にわかラッパー、ギター
丹生ちゃん=e-Sports、おダサなファッション
ひよたん=ヅカ
このちゃん=キン肉マン、ラジオリスナー、ギター、e-sports
まなもちゃん=日本文学、あざかわ&ぶりっ子キャラ
みほちー=バスケットボール、運動神経
みくにん=高身長スタイル
まりぃ=フランス帰国子女、お嬢様キャラ
ぱる=ピッチャーキャラ、野球

このようなアイテムを使って全方位でかかわることができる、つまり、チャンスが生まれやすいグループと言えます。

ファン層の拡大と偏り

また、あるテレビ番組(初耳学)では、「45歳以上の"大人"がハマる日向坂46」という特集を組み、大人たちにもファン層を広げているとしています。

一方、あるyoutuberハロオタさんの見立てによると、坂道系のファン層は、おしゃれな若い男の子が目立ち、ハロオタは圧倒的に若い女の子が多いらしいです。若い女の子のファンが少ないのは脅威と言えます。

バラ売りの加速とチーム力低下

メンバーのバラ売りが増えるという好機がある反面、メンバー全員が集合するようなイベントの機会が少なくなり、日向坂の特長である「チーム力」を発揮しているところを見せる機会が減ってしまいます。また、メディアへの露出機会のチーム内格差は芸能スキルの格差につながって、これが引き金となってメンバー自身の日向坂への関心が薄まったり、メンバー間の不和につながる可能性もあります。

高齢化

グループアイドルの卒業は20歳前後、25歳前後のようです。

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO44981880Y9A510C1000000?channel=DF280120166614

日向坂がこの流れを踏襲し、4割が卒業すると想定すれば、現メンバーは3年後には13、4名に減ることになります。女優や歌手といった目標を掲げるメンバーは、機が熟せば卒業することもあるでしょう。

新たな流れは、乃木坂さんたちに見るように、卒業の年齢が上がってきている点です。今後の卒業生を全く出さないグループとして注目されるようになる流れもあり得ます。

まとめ

チームとして活躍のフィールドがどんどんと拡大していて、メンバー全員元気でチーム力がウリで、ファンの年齢層も拡大中、アイドルの卒業年齢引き上げといった新たな潮流を生み出す可能性が高い、といった好機がある一方で、メンバー間のメディア露出機会の格差が原因でチームとしての結束力が弱まる脅威がある、個人としての成功により卒業という選択をして、グループとしての力が弱まる、といったところでしょうか。なんかテキトーな感じの分析ですね。すいません。

思わず笑ってしまうような素人の哀れな思考を書きたいと思っているんですが、なかなか書けないものですね。無意識にカッコつけちゃってるのかもしれないなあ。