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思考の切れ端

 瀧本先生の語り口は子供のスキップのような軽快なスピード感で本質が語られており、内容がスッと入ってくる講義でした。特にアウーアウーで掴まれました(笑)

https://note.com/doourhomework/n/nb4572987819b

 これは8年前の東大にて行われた瀧本哲也先生の講義録を読んでの感想です。講義録では大きく・思考・実行・国や社会の仕組みについて言及されています。

目次
・時代の先読み
・バイブル(sns討論≠思考)
・正か誤か
・パラダイムシフト

時代の先読み?

 記憶は薄れてしまいましたが、ノマドワーカーという言葉が世に出回り出したのも丁度8年ほど前で、所属しない働き方や副業がここまで一般的に認識される将来を想像していた人がどれくらいいたのかなと、当時中学高校生あたりだったわたしの周りの大人を想像しました。
時代の先読みなのか、はたまた思考の具現化ができたのか…。
同様の内容を批判めかず未来を見せるように話せる人は多くなく、先生の魅力が伝わって来ました。

バイブル(sns討論≠思考)

 この講義中「バイブル(教科書)」の存在をキッパリ否定し、自身で思考し、それに基づいて行動しろというのが基本にあったのですが、人間が思考を怠ると多様性や成長がない世界になってしまうのではないでしょうか。
 物事は常に変化し、正解も社会の流れにそって変わっていきます。ひとりひとりの思考が社会の調整の役割を担っているのです。

 SNSが発達した今誰もが意見を発信できますが、意見のコピペ、つまり人の考えを租借せず自分の意見にしていないか、というのも注意しなければなりません。
目に映る頻度が高くても閲覧のバイアスが掛かっていたり、ただ声が大きい人がいるだけかもしれません。
 SNSの中にも「バイブル」はありません。

正か誤か

 さて色々な角度から物事を観察していると、何通りもの見方ができどれが正しいのか判断できなくなる事もあります。

 正しい解だったのか答え合わせは仮説に伴い実行してみる、もしくは誰かが成功させた結果との擦り合わせで明らかになります。

 わたしなりの考え方ですが、「もし自身に男の子と女の子の子供がひとりずついたらどんな社会になっていて欲しいか」というのを片隅に置いて考えるようにしています。性別のバイアスを取り除くことと、何でもできる前提で一度考えポジティブに見てみるためです。そして現実と剥離しすぎない理想(合理性と現実または主観の間)を探します。また他者の立場の想像のしすぎ(想像程悪くない事)はよくある事なので、様々な立場の意見をシャットダウンしないよう心がけています。

パラダイムシフト

 思考はアウトプットしてこそ価値があります。行動することです。行動とは何か大きなことをする事だけでは無く、思想の発信も含まれるのではないでしょうか。
 これからnoteにて少しずつわたしの頭の中を書き出していきたいと思います。そしてあわよくば同じ考えの方や反対意見を淡々と語ってくれる方、理想に向かって並走できる方々出会えたらラッキー!と思っております。

 先生の狙い通りひとりでも多くの方々が思考し行動しパラダイムシフトを起こしましょう。
 長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。

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