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バンド版「マズローの5段階欲求」

明日、文明崩壊してサバイバル生活になったらどうしよう。

この間一緒にお仕事させていただいた方とそんな雑談をしました。
非現実への憧れとかそこからくる妄想癖とかではなく、リスクヘッジの範疇で「実は僕も月一くらいで考えます~笑」みたいな返事をして、そこから二人でちょっと盛り上がりました。

文明が機能しなくなるのはさすがに確率低すぎるけど、
例えば登山先で不幸にも遭難したときとか、
パンデミックが起きて田舎に閉じこもらなきゃいけなくなった時とか、
今の自分だと2秒で死ぬけど果たしてこのままでいいのだろうか…と思ったりします。
(と言いつつなにもしてないってことは実際全然危機意識高くないんだろうけど😂)

今の自分の社会価値的には「音楽とWEBが作れる」というところなんですが、どちらも実質コンピューターがなければなにもできません。
つまり発展に発展を重ねた高度な文明とインフラがあって初めて社会に役立てる人間です。

狩りの仕方も、どんな植物が食べれるかも、火の起こし方もわかりません。

そう考えるとやっぱり自分の代わりに食べ物を作ってくれる農家・畜産業の人や、それを手元に運んでくれる流通の人、その先で販売をしてくれてる人とかがいて回ってる社会の仕組みはすごいな~と思う次第です。

「マズローの5段階欲求」というのがあります。

引用元:「やさびと心理学」様

下から、

生理的欲求
「食わないと死ぬ!」みたいな生きるのに必要不可欠な最低限の欲求
安全の欲求
「雨風くらうのだるいから家建てるわ」みたいな安全に安定して生きるために必要な欲求
社会的欲求
「友達欲しい」「いざとなったら助けてくれる人近くにほしい」みたいな集団に属したいという欲求
承認欲求
→「みんなと違ってこんなことができる!」みたいに集団の中で高く評価されたい・存在意義を認められたいという欲求
自己実現の欲求
「こんな夢を持ってるから叶えるわ」みたいな、自分にしかできないことを成し遂げたい、自分らしく生きていきたいという欲求

という感じで、下層の欲求が満たされると次は一つ上の欲求へ、という風にシフトしていくと言われてます。

上述の文明うんぬんの例でいうと、現在僕たちはほとんどの場合「社会的欲求」以下を気にする必要はありません。

絶望的に食べ物やその流通が不足してるということもないです。(日本のコンビニってすごいよな)

そして熊などの獣などに日々おびえずとも、屋内で過ごせる安全な建造物がたくさんあります。(日本の建築基準法ってすごいよな)

生まれてこのかた家族以外と関わりがありません、みたいなケースもほとんどないです。(日本の義務教育制度ってすごいよな)

そしてこれはいろんな界隈にも流用して考えられる理論だなと思い、
バンドだとどうなるんだろうと想像してみました。

生理的欲求
楽器を弾ける、もしくは役割が明示的なメンバーが揃っていてバンドに必要な資産(人的含む)が揃っている状態
安全の欲求
スタジオ練習ができたり、ライブができたりというバンドに必要な最低限の活動ができる状態
社会的欲求
仲良くできるバンドがいたり、ホームのライブハウスがあるなどバンドとして社会的繋がりができる状態
承認欲求
属するシーンや界隈の中で相対的に魅力的である状態
自己実現の欲求
自分たちの実現したい音楽をつきつめている状態

だとすると、

One Eye Closedはこの時点だと社会的欲求をもう少し満たしたいな、と思っている感じかなと思います。
まだまだどこのシーンにいるのか不明瞭だし(属する必要性も絶対ではないですが)、仲いいバンドさんも片手で数えられる程度なので、しばしば孤独を感じます😂

X JAPANとか数年以上かけて1曲を作り上げるようなレジェンドなバンドたちは自己実現の欲求のランクですよね。
こういう方たちは「どっかに属したい」とかはもちろん、「秀でたい」とかすら思ってなくて、超えるべき存在は自分自身だけなんだろうな~と思います。

例えばOne Eye Closedがそれにあこがれて数年に一曲作っても、
スキルも上がらなければ見てくれる人もいず、悪い意味でどこにもカテゴライズされずにすぐ消えちゃうので、
アーティストとして独自の世界観の追求は目指しつつも、そこまでに必要なステップもしっかり踏みしめて成長していかないとなと思う次第でした。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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