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通院日記Part.1 耳の病気を患って

みなさん、こんばんは。NOZOMIです。

実は、小学生時代に中耳炎になり、鼓膜切開手術を何度か経験しました。手術したことはよく覚えているのですが、病気の症状やその詳細は部分的にしか記憶にありません。小1から始めたスイミングスクールも小2終わりには通えなくなり、プールはいつも飛び込みNG。背泳ぎが得意という珍しい少女でした。

先日、たまたま近所の耳鼻咽喉科を受診したので久しぶりに耳を診てもらいました。しかし、なんだか雲行きが怪しくなり、その後、聴力検査やCT検査、処理可能なかさぶたの除去などをしてもらいました。

診断結果は「真珠腫性中耳炎の可能性あり」。
最悪の場合、総合病院で手術だと言われました。

、、、ん!?真珠腫!?
中耳炎は多くの人が経験する病気ですが、真珠腫性中耳炎は聞いたことがありません。

検査の結果、聞こえは良かった。ただ、聞こえが良いために、手術後に今よりも聞こえが悪くなるリスクが潜んでいることを説明していただきました。そして、耳手術のスペシャリスト宛の紹介状を持たされ、2日後には総合病院へ行くことになったのです。まだ若くて健康なつもりだったのに、こんなに早く総合病院にお世話になるとは思ってもいませんでした。


真珠腫性中耳炎とは

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大きな病院で手術が必要な耳の病気は、主に真珠腫性中耳炎・耳硬化症・人工内耳の埋め込みの3つに分類されます。真珠腫性中耳炎はこの中で最も厄介な病気。耳の鼓膜付近にできた真珠のような腫瘍は、時間を追うごとに肥大して、耳の中の骨を溶かしていきます。病気が進行すると、最悪の場合脳に障害が出たり、音を伝達する神経がやられて難聴になったりします。うわ〜大変だ。震えました。医学論文を検索して、確実な聴力改善が課題であることなどが分かりました。中耳炎にかかる人の数を母体に考えると、真珠腫性中耳炎がどれだけ珍しい病気かよく分かります。何がなんでも聴力を失いたくない、そう強く思いました。


初めての総合病院

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8:30から12:30まで合計4時間も総合病院で過ごし、慣れない検査や待ち時間、人の多さにすっかり疲れてしまいました。
主治医による診断結果は「今のところ真珠腫性中耳炎とは断定できない」でした。今後は、経過観察をして、症状が悪化するようだったら、正式に診断結果を出して、手術するか考えるようです。耳のスペシャリストがそう言うんです。ひとまず安心しました。耳の影が真珠腫ではないと信じたい…。  


生き方を考える

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この経験を通して、本当にいろんなことを考えました。もともと、耳だけでなく鼻や喉も炎症を起こしやすいタイプで、教育実習では声が出なくなったこともあり、教職に就くことは自分には向いてないんじゃないかと考えたこともあります。しかし、自分の特性と好きなことは違います。歌いすぎたり話しすぎたりするとすぐにハスキーボイスになるし、ひそひそ話は聞こえづらいこともあるけれど、やっぱり話したり聞いたりしてコミュニケーションをとることはわたしの生きがいです。もし、手術をして今よりも聞こえが悪くなったら、自分には何ができるんだろう。どんな生き方なら納得がいくのだろう。そんな風に考えるきっかけになりました。幸い命に関わるような大きな病気ではありませんが、どんな病気もならないのがイチバンです。みなさんも、定期的に病院を受診するなどして防げる病気にはかからないでほしいなと思います。毎日ベストコンディションでいることって年を重ねていくと難しくなっていくのですね。

この記事が誰かの役に立つといいなあ。さて、本日もコツコツがんばろう。

最後までお読みいただきありがとうございます。


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