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お気に入りの家具に囲まれて暮らす

ワタクシ、ただ今、絶賛、引っ越し中にこの記事を書いています。
上京して5年目、3度目の引っ越し、ということは4つ目のお家です。
約1年ちょっとで引っ越している計算です。
なぜ引っ越しするか。
自分をリセットするのに、一番手っ取り早い方法がお引っ越しだと思っています。
彼氏と別れた、離婚した、仕事を変わったなどなど、長い髪を短く切るような感覚で、私は引っ越しします。
もちろんお金もかかります。
でも、それ以上に心がスッキリします。
引っ越します!というと、多くの方が、新居にも遊びに行かせてね!とメッセージをくださりましたが、ごめんなさい!次の引っ越し先は、今の家の半分のスペースなので、お客さまはお呼びしません。
今までの生活を見直して、本当に必要なもの、お気に入りのものだけに囲まれて生活しようと決めたからです。
学生時代、高齢者の施設福祉について、国際比較をテーマに論文を書きました。日本では福祉施設というと病院のようなイメージで、壁は白、カーテンは薄いピンクとか薄い黄色ではないでしょうか?
私が論文を書いていた約30年近く前のヨーロッパの施設では長年暮らした自分の家のドアや家具を持ち込んでOKでした。
自分が施設で生活することを想像したときに、今、家の中にある何を持って行きたい?と聞かれたら、何を持っていきますか?
そのくらい思い入れのある家具はありますか?
家具でなくても、筆記用具ひとつでも同じこと。
何でもいいものではなく、値段が高かったとかでもなく、
お気に入りのもので囲まれて、一つひとつのものを丁寧に扱って、常に磨いていたいと思います。
私はこの話を、とっ散らかった男子校のクラスで授業をする前に話します。

あれあれ?皆さん、心の具合は大丈夫ですか?
いわゆる、これが足の踏み場もないって状態よね。
床に教科書積み上げるってどうなの?
A君は机に高く教科書積んでて、もはや私の顔は見えてませんね。
床にコーヒー牛乳置いて、ひっくり返した先輩が過去に2人います。
3分待つから、自分たちで片付けて心も整えてから授業をしましょう。
今日は住居分野の話をしたいのに、これじゃ話せないわ、はい、お片付けタイムスタート!

お部屋の状態は、皆さんの心の状態を表すそうです。
皆さんのお部屋は、いかがですか?
どうでもいいもので囲まれていませんか?
好きな家具と、お気に入りのものだけに囲まれたお部屋は、きっと心も身体もスッキリ軽やかなはずです。
さて、引っ越しの続きをしなくっちゃ!

Have a lovely day!


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