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お花のある優しい暮らし

皆さんのお家にはお花が飾ってありますか?
私の家には、6日前が誕生日だったこともあり、いただいたお花があちこちに飾ってあります。
ところで私はクラス担任をしている時、一つだけ自分自身に決めた約束事がありました。
それは、自分のクラスにお花を絶やさないこと。
その一つだけです。
そして、私は自分のクラスのお花係に立候補して、1年間お花を絶やしませんので、楽しみにしてくださいと宣言します。
ある年のお話です。
1学期、1日もお花を絶やすことなく終業式を迎えました。
事件が起きたのは翌日です。
生花だけではなく、アイビー(観葉植物)も学級文庫の本棚に置いていて、夏休み中は水やり係(私とは別の生徒)が毎日来ないので、私の自宅に持って帰って育てることにしました。
車通勤だったので、夜、車に入れて、翌日は休日だったので、夕方、車に荷物を取りに行くと、なんと…
ドライフラワー状態よりひどい、パリパリ状態になっているアイビーちゃん( ;  ; )
夫に訴えてるも、そりゃこんな日に車に放置していたらそうなるよ、と冷静に言われました。
この人も教師だけど、自分のクラスにお花飾ったこととかあるのかな?とチラッと思ったり…
そんな他人のクラスより、我がクラス…。
夏休みあけ、生徒たちに事情を話すと、大ブーイングです。
何考えてるの?私たちがどれだけこのお花たちに癒されてるかわかってるの?お花係なんだから、ちゃんと責任持ってお世話してよね!お花はちゃんとお世話をしてあげなきゃ、すぐに死んじゃうんだから!
女子校の生徒たちの大ブーイングは心が折れます。
しかし、私が生徒たちにクラスにお花を絶やさず置いて伝えたかったことを全部言ってくれたので、多くは語らなくても通じていたんだなぁと感じました。
皆さんのお家にはお花が飾ってありますか?
もし、今、これを読んでくださっている皆さんがご家族と一緒に暮らしていらっしゃるのなら、皆さんがお家でお花のお世話をしている姿を必ずご家族は見ていらっしゃいます。そして、お花のお世話をしている皆さんも少なからず癒されているのではないでしょうか?
あの夏以来、私はすっかり観葉植物恐怖症になってしまいました。
家には必ず観葉植物を置いていますが、毎日話しかけ、1週間、旅に出るときは、出来るだけ涼しいところに水や、日当たりを考えて万全の体制で出かけます。
植物は子どもと同じ、毎日毎日、お世話して話かけていつも気にかけてあげないとションボリしてしまいます。
子どもだけではありません。自分自身も同じです。
あなたが元気でいることが必ず誰かのしあわせにつながっているのですから!
お花のある優しい暮らしは、自分自身に優しい暮らしにつながります♪

Have a lovely day!

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