たった2ヶ月でプロマネの資格を取得し、人生を劇的に変える方法を伝授します
どうも、まるたろうです。
本日は、プロマネ資格の取得方法についてお伝えしたいと思います。
プロマネと聞いて、
「プロジェクトマネージャーの資格のことだよね?ちょっと興味ないな。」
「PMの仕事なんて自分にはまだ早いっす。もうちょっと上の立場になってから勉強します」
「え、なにそれ?美味しいの?」
こんな風に思った方が大半なんじゃないでしょうか。
分かります。私も数年前までプロマネの資格に対しての認識は同じようなものでした。
ですが、私は2年前にこの資格を取得し、人生が劇的に変化しました。
大げさかもしれませんが本当です。プロマネを学び、資格を取得することで、仕事(プロジェクト)の進め方、視座の高さ、経歴の箔が劇的に向上します。
興味ないなと思ってこの記事を去る前に、ちょっとだけでいいので読み進んでください。プロマネの資格に対する考え方が変わるはずです。
なぜプロマネの資格なのか
なぜ私がプロマネの資格を推奨するのかと言いますと、先ほどお伝えした通り、
・仕事(プロジェクト)の進め方
・視座の高さ
・経歴の箔
が劇的に向上するからです。
理由を説明しますね。
仕事(プロジェクト)の進め方
これは特にプロジェクト単位で仕事をしている方に当てはまると思うのですが、普段仕事をする中で「作業範囲を決める」「スケジュールを決める」「体制や役割を決める」と行った事をしていますよね?
もしくは、これらがすでに決められており、その決められた事に沿って仕事をしていることが多いのではないでしょうか。
このような仕事の仕方は、特にエンジニアやコンサルの方に多いと思います。
それ以外の方でも、ベンチャー企業や、大手企業の新規事業立ち上げに関わる方も多いはずです。
じゃあなんで、このような仕事の仕方が多いと思いますか?
業界や会社、部署、プロジェクトによって仕事の仕方は違ってもいいはずなのに、なぜか全国共通、いや全世界共通でこのような仕事の仕方になっています。
それは、プロジェクトマネジメントの体系的な手法が定義されているからです。
このプロジェクトマネジメントの体系的な手法を、
PMBOK(Project Management Body of Knowledge)
と言います。
※読み方:ピンボック
多くの組織、プロジェクトは、このPMBOKに沿って進められています。
もしくはその企業独自でやっていたものをより無駄がなく進めるために、PMBOKの内容を取り入れて改善されています。
「いやいや、うちのプロジェクトは誰もPMBOKなんて知らないよ」という方もいるかもしれません。でも元を辿れば必ず、PMBOKを取り入れているはずです。
前任の担当者が取り入れていたかもしれません。
社内の全く別のプロジェクトが取り入れていて、それをあなたのプロジェクトが踏襲しているだけかもしれません。
もしくは、社内の品質管理部が取り入れていて、PMBOKに沿ってプロジェクトが進められているかチェックしているかもしれません。
実は気づいていないだけで、あなたはPMBOKに沿って今まで仕事をしていたということです。
つまりプロマネについて学ぶ事によって自然とPMBOKを学ぶ事ができるため、どのように仕事(プロジェクト)を進めるべきかが分かるようになります。
視座の高さ
そもそも視座の高さとは、どのような姿勢や立場で物事を見るのかということです。
つまり、視座が高いということは、物事を俯瞰的に見られると言う事です。
視座が高い人と言うのは、そもそもの頭が良い人であったり、構造化思考・抽象化思考がクセづいている人というのもありますが、方法論を知っている事も視座が高さの1つです。
例えば、「起承転結」を知っていれば、文章作成を俯瞰的に捉えることができます。どのような文章構成にすべきか分かります。また、問題点も認識することができます。
「QCD」を知っていれば、良い商品を提供(もしくは仕入れる)にはどうすれば良いか俯瞰的に捉えることができます。
「プロマネ」を学んでいれば、組織やプロジェクトをどのように推進すべきか俯瞰的に捉えることができます。
これが視座の高さです。
経歴の箔
これはそのままかもしれませんが、プロマネの資格を取得していれば、経歴に記載することができます。
プロマネの資格は認知度が高く、取得難易度も高いと思われているので、経歴に記載することが箔が付きます。
経歴に記載すべき資格と言うのは、認知度と取得難易度が高いものです。
取得難易度が高くても認知されていなければ意味がありません。
もちろん逆も然りです。
また、IT関係の仕事の提案依頼書(RFP)を見たことがある人は分かると思いますが、提案依頼書のPM(プロジェクトマネージャー)の要件に、プロマネ資格が入っていることが多くあります。
プロマネ資格を取得している人がPMじゃないと、お仕事を発注しませんよ。と言うことです。
つまり、プロマネの資格取得者がいるかいないかで、仕事を受注できるかが大きく変わってきます。
そう考えると、企業としてはプロマネの資格を持っている転職者と持っていない転職者ではどちらを採用したいかは一目瞭然ですね。
プロマネの資格を持っている人がいることで、仕事の受注率が大きく変わるからです。
このように、プロマネの資格は、転職や独立に大変有利になる資格です。
特にこのような人たちは是非ともプロマネの資格を取得することをおすすめします!
プロマネの資格に対する多くの人の誤解
さて、なぜプロマネの資格を取得すべきかご説明させていただきましたが、こう思っている方は多いのではないでしょうか。
「プロマネの資格といってもPM(プロジェクトマネージャー)になるのなんてまだ先の話だしなぁ。」
「正直、上流はやりたいけどPM(プロジェクトマネージャー)はやりたいとは思っていないんだよなぁ」
そう思う気持ちは分かりますよ。
ですが、皆さんにお伝えしたいことがあります。
プロマネの資格=PM(プロジェクトマネージャー)になるための資格と思っている方が多くいますが、それは大きな勘違いです。
もう一度言います。それは、大きな勘違いです。
プロマネの資格で多くの人に認知されているのは「IPAのプロジェクトマネージャー試験」です。
このネーミングが多くの人を勘違いさせていると思うのですが、プロジェクトマネージャーをやられている方、目指している方だけが取得する資格ではありません。
マネジメントに少しでも関わっている方、関わりたいと思っている方でも取得すべきであり、学ぶべきものです。
つまり、PL(プロジェクトリーダー)の方でも取得すべきですし、極端な話しメンバーレベルでもタスク管理、スケジュール管理など、少しでマネジメント系の業務を任せてもらっているのであれば、取得すべきだと私は思っています。
また、PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)という業務を担っている方も取得すべきです。
私は今フリーランスとして、とある大手企業のIT系のプロジェクトにPMOとして参画していますが、月単価は100万以上貰っています。
プロマネを学んでおけば、年収1000万なんて軽く超えます。
プロマネ以外のスキルと掛け合わせれば(AIや、マーケティングなど)、年収2000万や3000万を越えることだってできます。
駆け出しエンジニアに教えたい。
IT系で稼ぎたいのであれば、プログラミングを学ぶより、プロマネを学んだ方が間違いないく良いです。
(もちろん両方できた方がいいですよ)
プロマネの資格とは
さて、私が今までプロマネ、プロマネと略称で読んでいましたがそれには理由があります。
プロマネの資格と聞くと多くの人は、「IPAのプロジェクトマネージャー試験」のことを思い浮かべると思いますが、実はそれだけではありません。
プロマネの資格とは有名どころで言うと2つあります。
この2つの資格についてそれぞれ説明しますが、
結論を最初に言っておくと、
私は、「PMP(プロジェクト・マネジメント・プロフェッショナル)
をお勧めします。
理由は後述します。
IPAのプロジェクトマネージャー試験
詳細は上記スクショや、IPAのホームページを見ていただきたいのですが、
概要を以下にまとめておきます。
PMP(プロジェクト・マネジメント・プロフェッショナル)
詳細は上記スクショや、PMIのホームページを見ていただきたいのですが、
概要を以下にまとめておきます。
概要を見て気になった方が多いと思いますが、IPAのプロジェクトマネージャーには受験資格はありませんが、PMPには受験資格があります。
この2つが必要です。
プロジェクトマネジメント経験とは具体的に言うと、
※受験条件となるプロジェクト業務は、試験申し込みから遡ること8年以内の業務に制限されています。
この条件を見て、多くの人は
「プロジェクトマネージャーじゃなくていいっていうこと?」
「指揮・監督する立場ってどういうこと?」
こんな疑問が浮かんだと思います。
回答を言いますね。
結論、プロジェクトマネージャーの経験がなくてもよいです。
指揮・監督するする立場を任せてもらえていればOKです。
極論、メンバーレベルの人でも、何かしらのマネジメント業務の一端を指揮させて貰っていれば良いです。
ではこんなことを思いついた人もいるのではないでしょうか。
「え、じゃあぶっちゃけ、受験資格がなくても経歴詐称して受験することってできるんじゃないの?」
回答を言いますね。
もちろんダメです。ちゃんと受験資格を満たしてから受験しましょう。
このPMPの申し込みでは、経歴のレジュメ登録が必要です。
経歴詐称してレジュメ登録し、それがバレてしまった場合は、今後のPMPの受験ができなくなってしまいますので、ちゃんと偽らずに登録しましょう。
自分の経歴がPMPの受験要件を満たしているか判断が難しい人は、まずは上司に相談してからPMPを受けるかどうか決めましょう。
また、公式のプロジェクトマネジメント教育35時間の受講、
についてですが、
これは、試験の申し込みの前に、PMPが公認している研修(座学やe-Learning)を受ける必要があります。
研修を受講するために金額を言うと、だいたい3万円〜10万円ほどです。研修機関や、研修内容によって変わります。
PMPを受験するにはこの研修費用や受験代を含めて、10万円ほどします。それに3年毎に更新手数料が約1万6千円かかるため、お金は結構かかります。
ですので、すでに独立している方は自分の財布(もしくは経費)から払うしかありませんが、会社員の方の場合は、会社にPMP取得にかかる費用を申請するのがベターです。
なぜ私がPMPをお勧めするのか
さて、プロマネの資格では私はPMPをお勧めする。とお伝えしていましたが、受験資格があるのであれば、IPAのプロジェクトマネージャーの方がいいんじゃないか。と思われた方もいるかもしれません。
もちろんその通りです。私がお勧めしているのは、この受験資格を満たしていれば、PMPの方が良いということですが、受験資格があったとしてもこの資格をお勧めしたい理由は2つあります。
IPAのプロジェクトマネージャー試験は年に1回(毎年4月)と決まっています。なので、受験に失敗したら次にチャレンジできるのはまた1年後です。
さらに試験日は4月なので、その数ヶ月前くらいから試験に向けて勉強を進めないといけません。
ですが、正直社会人の方々って、年度末の2月や3月って忙しくなること多くないですか?
4月と決まっている以上、この期間に勉強をしないといけませんが、年度末に仕事が忙しくなると、ジ・エンドです。
それに比べてPMPの場合は、毎日試験を開催しています。
もちろん数週間前に予約しないといけないので、当日にふらっと試験会場に立ち寄って試験を受けるなんてできませんが、自分の仕事の都合に合わせて試験日を決めることができるのは大きなメリットです。
また、試験の難易度についてですが、誤解をして欲しくないので最初に言っておくと、内容についてはIPAのプロジェクトマネージャーもPMPもどちらも難しいです。
じゃあなんでPMPの難易度はそこまで高くないかと言うと、PMPはすべての問題が4択のマークシート式となっているのですが、それに比べIPAのプロジェクトマネージャー試験はマークシートの他に論述問題があります。
つまり、IPAのプロジェクトマネージャーの方は、単に内容を覚えるだけでなく、論述問題の回答できるような勉強をやトレーニングをしないといけないため、難易度が高くなると言うことです。
これらの理由から、プロマネの資格を取得するなら、私はPMPの取得を強くお勧めします。
想定読者
さて、前置きが長くなりましたが、PMP取得のための必要な手順(申請方法、英語のレジュメ作成、勉強方法、資格取得後の更新方法(※))をお伝えしたいと思います。
※PMPの更新のためのPDU取得はお金がかかると思っている方がおられるようですが、実は無料でPDU取得可能です。
資格取得のために必要な手順
まずは、資格取得のために必要な手順を整理したいと思います。
PMPの資格を取得しようと思っても、実はネットに落ちている情報が少なかったり、見つかったとしても情報が網羅されていなかったりします。
(勉強方法は見つかったけど、申請方法が分からない。申請方法が見つかったけど、レジュメはどのようなことを記載すれば分からない、など)
そのような理由から、PMPの取得を考えても、めんどくさくなってすぐに諦めてしまう人が多くいます。
では、上記に手順に沿って詳しく説明していきますね。
①まずは、受験資格があるか確認
繰り返しになりますが、PMPには受験資格があります。
以下の2つです。
※受験条件となるプロジェクト業務は、試験申し込みから遡ること8年以内の業務に制限されています。
まずは、この受験資格を満たしているかを確認しましょう。この受験資格を満たしていなければ、そもそも勉強をする意味がありません。(もちろんプロジェクトマネジメントを体系的に学びたいのであれば別ですが)
間違いなく、この受験資格を満たしているのであれば、特に気にする必要はありませんが、正直判断が難しい人もおられると思います。
「マネジメントは経験はあるけど、プロジェクト単位で仕事したことないな。」
「PL経験だったら36ヶ月以上あるけど、PM経験はないしな。」
「PMもPLもやったことないけど、チームのマネジメントはずっとやっているよ?」
こう言う人は、どうすれば良いか。
答えは簡単。上司に相談しましょう。
PMPの受験の申請の際にレジュメの登録が必要となるのですが、全て人ではないですが、ランダムで何人かは、レジュメの内容が正しいか上司の承認をもらった資料を提出しなければなりません。
逆に言うと、上司がOKといえば間違いないです。
また、これは言っちゃいけないことかもしれませんが、企業によっては、社員のPMP取得者を増やしたいがために、マネジメント経験が少ないにも関わらず、経歴を多少盛ってPMPの受験資格を満たしていると装っているところもあるようです。
闇が深いですね。。
②会社に費用申請
続いて、会社への費用申請です。
PMP取得にかかる費用はコチラ。↓↓
合計で10万円ほどします。(最低料金)
研修費用は、もちろん研修機関や研修内容によって料金が異なるので、後述の研修機関を基にご自身調べてから会社に申請をするようにしてください。
また、書籍代金も、会社によっては支給してくれないところもあると思うので、会社や上司に確認をお願いします。
③公式のプロジェクトマネジメント教育35時間の受講
続いては、公式のプロジェクトマネジメント教育35時間の受講についてです。
公式のプロジェクトマネジメント教育は様々な機関が行なっているので、
主なところを掲載していきますね。
自分の好きなところ、研修費用の予算内のところを選んでいただければと思います。
(もちろんアフィリエイトではないので、どれでもよいですよ)
1.E-PROJECT
・テキストなし価格 30,000円(税別)←※教材なし。
・テキストつき価格 37,000円(税別)←※PMBOK®Guide+アジャイル実務ガイド代を含みます。申し込み後、教材は宅配便にてお届けいたします。
2.日本プロジェクトソリューションズ
3.TRAINOCATE
ちなみに私は、「1.E-PROJECT」を受講しました。
テキスト付きと無しの講座があるのですが、知り合いからテキストを譲り受けるなどの理由がなければ、テキスト有りの講座を選んでおけばOKです。
こちらのe-Learnigを選んだ理由は、、、値段が安かったからです。
内容としては、他の研修を受けたことがないので、なんとも言えないです。。
それに、私の試験の勉強方法としては、e-Learningでの勉強はほどほどにして、試験問題をひたすら繰り返すという方法です。(後述します)
なので、正直言って、e-Learningは必要最低限のものでOKと考えていました。
人それぞれ、ご自身の勉強方法にあったやり方でどの研修を受けるかご検討ください。
④PMPの申し込み(英語のレジュメの申請・受験要件の審査)
続いては、「PMPの申し込み」についてです。
こちらについては、私が記事にまとめるより、PMPの公式ページやそれに関する資料を読んでいただいたほうが確実かなと思います。
ということで載せておきます↓↓
PMPの申し込みページでは英語の表記となっているので、英語が苦手な方は、ページを日本語訳表示にすればよいです。(私も英語苦手ですが、この方法で申し込みできました)
英語のレジュメの作成方法についてです。
これも自力で英語のレジュメを作成するのではなく、google翻訳などを使えばよいです。
ただし、google翻訳も完璧ではないので、日本語→英語→日本語に変換してみて、変な日本語になっていないかを確認しつつ、作成するのがコツです。
⑤PMPの勉強と試験日程の申し込み
まずは、勉強方法です。
勉強方法は人それぞれかとは思いますが、私の勉強方法をお教えしますね。
私はこの方法で、2ヶ月でPMPの資格を取得しました。
ずばり、コチラです。
まずは、問題集を解くことが大事です。
その中で分からない問題があればテキストで調べたり、ネット検索でしらべるという勉強方法です。
ちなみに私が、PMP勉強の為に購入した問題集はコチラです。
正確に言うと、私が試験勉強をしたときはPMBOK第5版でしたが、これらは新しい版に改訂されたものです。
「PMBOK(R)ガイド問題集 第6版対応」
「PMP試験合格虎の巻(第6版対応)」
続いてはテキストの紹介です。
前述したe-Lerningでは、コチラのテキスト付きの講座もあるので、改めて購入するより、テキストとセットのe-Lerning選んでおきましょう。
「プロジェクトマネジメント知識体系ガイド PMBOKガイド 第6版(日本語) (日本語) ペーパーバック」
私が行ったPMPの勉強方法は、とても簡単で、
・2つの問題集を4周行う。
・分からないところは、テキストやネットで調べて理解を深める。
これだけです。
問題集4周の内訳はコチラです。
もし4周でも試験合格に不安があるようであれば、5週目、6週目と増やしていけばOKです。
もちろん問題を解きつつ、内容を理解していくことが大前提です。
続いては、試験日程の申し込みです。
PMP試験の良いところは、365日試験を行っていることです。
自分が合格できると自信が持てるタイミングで試験を受けることができます。
ただし、試験を申し込んだ場合、試験日より30日以内で試験日を変更する場合、手数料がかかってしまいます。
2日以内の場合、全額負担で再申し込みが必要です。
また、試験会場やその時の試験者数にもよるのですが、大体3週から1ヶ月前には予約しておかないと、試験会場の空きがありません。
希望日程の1週間前などの直前になって試験を申し込んだとしても、空いておらず、結局1ヵ月後などになってしまう可能性があります。
一番良い方法としては、勉強開始の時点で、自分が希望する試験会場が何週間先から空いているかを事前に把握しておくことです。
例えば、1ヶ月以上空いていない場合は、問題集を1周目終わったくらいで、試験を申し込む。2,3週間先が空いているようであれば、問題集2週目(もしくは3週目)が終わったくらいに試験を申し込む。
といった、スケジュール感で考えておけばよいです。
⑥試験当日
続いては、試験当日の流れです。
PMPは試験終了後、その場で合格・不合格が分かるので、試験と合格発表がこの1日に凝縮されます。
<受付-試験開始>
※受付から試験開始までの流れを記述しますが、試験会場によっては流れが違う可能性もあるため、参考程度にしてください。
まず試験会場に到着したら、当たり前ですが、受付です。
受付が終われば、荷物をロッカーに預け、待合室で20分-30分ほど待たされる。
この待合室の時間の使い方は人それぞれですが、ロッカーから荷物を取り出すことは可能なので、ぎりぎりまで試験の勉強をしておいてもOKです。
時間になったら、持っている荷物は再度、ロッカーに全て収納し、セキュリティチェックです。
このセキュリティチェックはとても厳重で、金属探知機でのチェックや、メガネのチェック(スマートグラスではないか?)があります。
<試験開始>
セキュリティチェックが終われば、いよいよ試験部屋への入室です。
ここから約4時間に渡る試験の開始です。
4時間はとても長丁場です。
試験問題数に対して4時間はそこまで余裕があるわけではないのですが、人間は4時間フルフルで集中することはできないので、私は意図的に休憩を取りながら試験を進めました。
大体、27分間問題を解き、3分休憩を繰り返していました。
また、休憩といってももちろん外に出れないので、その場で目を閉じて腹式呼吸をするくらいです。
軽い瞑想をするようなイメージです。
また、重要になってくるのがトイレ休憩です。
4時間の長丁場なので、トイレ休憩は許されていますが、それだけ時間のロスになるので、なるべくいきたくないところです。
試験前に眠気を抑えるためにコーヒーなどを取ってしまうと、トイレに行きたくなってしまうので、私はカフェインを取りつつ水分量が少なくてすむ、「眠眠打破」を飲んで試験に臨みました。
「眠眠打破」以外にも、カフェインを摂取できるタブレット系のものを使うのもありかもしれません。
<試験終了>
4時間の試験が終了、もしくは時間内に試験終了のボタンを押せば、早速採点が始まります。
(試験終了ボタンを押すのが本当緊張しました。。)
ただし、試験終了ボタンを押せばすぐに点数が出るのではなく、PMP試験に関するアンケートが表示されるので、まずはそのアンケートに回答です。
そしてアンケートの回答が終われば、結果発表です。
合格していれば、
「Congratulations」
という文字が画面に表示され、歓喜の瞬間となります。
その後、部屋を出れば受付で点数の細かい内訳が印刷されたレポートを貰うことができます。
そして4時間にも及ぶ、長い長いPMP試験は終了です。
これであなたも「プロジェクト・マネジメント・プロフェッショナル」です。
⑦試験合格後の資格更新
PMPに合格できた方、おめでとうございます。
PMP合格で晴れてあなたは、「プロジェクト・マネジメント・プロフェッショナル」を名乗ることが出来ます。
ただし、PMPは3年毎に資格更新手続きを行う必要があります。
更新料は3年毎で、
・PMI会員であれば60ドル
・非会員であれば150ドル
です。
PMPは資格更新をするためには、3年間で60PDU(Professional Development Unit)の取得が必要とされています。
PDUとは、PMIが定めた学習やプロフェッショナルとしてのサービス・アクティビティを定量化する計測単位です。
そして、このPDUポイントを取得するために、基本的には有料研修を受講しなければならないとされていました。
ですが、朗報です。
今現在は、一切のお金をかけずに、PDUを取得するための方法があります。
もちろん、会社が経費で出してくれるのであれば、有料の研修を受ければ良いですが、会社が出してくれない場合や、独立している方は、無料でPDUを取得する方法をお勧めします。
無料でのPDU取得方法は、
PMP資格の認定団体であるPMIがプロマネに関する様々な情報を公開しているprojectmanagement.com という公式サイトがあります。
https://www.projectmanagement.com/
このサイトからPMIのアカウントでログインし、動画視聴(無料)をすれば、PDUを取得することが出来ます。
PMIアカウントと連携されているため、動画視聴時間に対するPDUの取得ポイントも自動で計算され、自動で登録されます。
この方法を使えば、PDU取得にかかる費用を一気に削減することが出来ます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
プロマネの資格が興味を持っていただけましたか?
試験合格への道のりが明確になりましたか?
冒頭でもお伝えしましたが、
私はこの資格を取得し、人生が劇的に変化しました。
この記事を読んでくださった方々に、少しでもプロマネ資格のメリットを感じていただき、プロマネを学び資格を取得することで、人生に大きな変化がもたらされることを願っています。
この記事を読んでくださったみなさんにとって、少しでも参考になれば幸いです。
それでは、また!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?