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もし娘が勉強ができたら学校が楽しかったのか?

高校時代の友だちのお子さんは学校を行きしぶっていた。その話を娘ともしていたけど、娘は「勉強が出来ても学校嫌なんだね」っていつも言う。

そして、笑いながら「ねぇお母さん勉強出来ても行きたくないと思うんだから私が辛かったのわかるでしょ?」と可愛い笑顔をみせつけてくる。それを見てうー・・・・切なくなっていた。

ただ娘は勉強出来たら学校って楽しかったのかな?ときっと思っているかもしれない。しかし、今は勉強出来なくても学び方変えたら学校が楽しいご様子で何よりだ。

読み書きが苦手で運動も苦手。同学年の中にいるのも苦手な子にあの集団学習は猛烈きつかったことは想像を絶すると思う。

同じようなお子さんのいるママは早く合う高校に行かせたいよ、義務教育長すぎると口をそろえて言う。

私もそう思っていた。抜け出した今は「高校ではきっと本当の学びが出来るよ!」と言えるけど現状を思うと早く変えてほしいとそれしか言えない自分に苛立ってしまうこともある。無力だ。

ただ同じ思いの人とは、きっと辛い経験した子をうまくサポートしていけばその子たちが変えてくれることがあるかもしれないよね。と話す。

『不登校』という言葉の背景には一人一人みんな違う理由がある。不登校をしていなくても困っている子はたくさんいる。

学校に行かなくても自立している子もいるから、大丈夫だよ~という意見もある。そんな声をきくと、社会が学校に行く意味をきちんと見直さないといけないこと。

学校生活なんてもう過ぎた話と思っている、子どもとは無縁の人たちこそめちゃくちゃ子ども達に影響を与える人だということに気づく。

きっと多くのお母さんたちが学校のことで悩んだ先にもっと大きな不安と対面する。「自立できるのかな・・・この子」

それを一緒に考え、そのために必要なことを親子共に教えてくれる施設があります。就労移行支援事業所のことは次回また書こうと思っています。

18歳の娘は学校は楽しくなったけれど、大学や専門学校に行こうと思っていません。勉強はそもそも苦手なので働いてみたいと。

そうゆう子たちの為に行政がサポートしている施設が就労移行支援事業所です。うちは長男もそこを利用し今は社会人3年目。某大学の事務スタッフをしています。

お兄ちゃんの通った岩谷学園高等学校は全国でも初めて学校法人として就労移行事業所を設立した学校なのでその話も今度書こうと思います。

タイトルから少し話がずれてしまったけれど、どんな子にも学校を楽しんでほしいし社会に出ても楽しめる国になるといいですね。


ここまで読んで下さった方、ありがとうございました✨️ではまた。

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