未来を信じるまなざしを受けた人にグッときた話。
昨日、目に留まった新聞の見出し
「未来を信じ放っておいてくれた」だった。
おかあさんのせなか
というシリーズの見出しだ。
劇作家の長田育恵さんのお母さんの話。
長田さんはNHK連続テレビ小説「らんまん」の脚本家。
ちょうど「らんまん」の原作本をドラマがやる前に読んでいた母が
本ではもっと深く書かれている色々な話があること。
そしてドラマを見て二度読み返し、あんな長編を半年で描きここまで魅せてくれるなんて脚本家ってすごいね~
と言っていたのを思い出した。
「らんまん」の主人公は将来を信じる周囲のまなざしを受け成長していく、
その姿を長田さんの幼き頃に重ね
病弱だった自分を育ててくれたお母さんのことが記してある。
1977年生まれの長田さん。
病弱で小学2年生から学校を休みがちに。
私が1973年生まれなので、おそらくまだ不登校なんて言葉はなかっただろうと背景を想像。
昭和の小学4年生が3学期にはほとんど休む状態に。そんな長田さんにお母さんは「嫌なら行かなくていいよ」と言う。
しかも、毎日家で本を読んだり、
ゲームをしたり放っておいてくれたそうです。
人が大勢いる空間、女子のグループが苦手
勉強でもちょっとした疑問に深くこだわるので
「ダメな子」として扱う先生もいたという記憶がある長田さん。
お母さんのことは多趣味でひらめきとアイデアにあふれた人と書いている。
NHK連続テレビ小説と言えば、ヒロインになる俳優さん同様脚本家にとっての重圧はかなりのものでしょう。
それでも見ているものを引き寄せる作品に
仕上げる脚本家は
未来を信じて放っておいてくれた、
お母さんの親心をめいいっぱい受けた人だった!
どうりでうちの母が二度も読み返すわけだ。
すぐに同じ新聞をとっている母にLINEをする。
私も私の母も未来を信じて子を放っておけるほど器は大きくない、それほどに子育てとは色々あるからこそグッとくる記事。
子どもは今を見て生きている、大人は未来を見て生きていると五味さんが言っていました。
大人は未来を見て生きるのであればせめて
子どもを信じて放っておいてあげてみる勇気!
これだなっ!
いつも読んでくれてありがとうございます。
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