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新しい学び場

私が明蓬館高等学校を知ったのは、6年前になる。

今は21歳社会人の長男の高校受験の時だ。
学力不振の子も入れて
学習に遅れがあっても学べる学校はないだろうか?
必死でした。

当然高校受験では内申書が重要となるので、
担任の先生だってこんな成績では行けるところありませんと
言うだろうと思っていたけど。
目の前のことはどうにも変わらない。

後の発達検査で気づくのだけれど、
我が子の特性を知れば筆記テストで結果を出すことは
どんなに頑張っても厳しかった。
しかし受験前にそれすらちゃんと周囲の人に伝えられなかった。

それでも数人仲の良い友達が出来て、辛いことのが多い中
中学生活を乗り越えた長男はすごいと思っています。
今でもその仲間とは余暇を楽しんでいます。

「成績が悪い」
毎日登校してテストうけても「1」ってなんなの?
私も言葉が出ないというか。
当たり前だけど、そんな子の進路の情報が実際、周りで全く無いし
なんなら先生だって知らないんだからお先真っ暗。

先生がわからないんだから先手うって
行けるところ探すしかない。
それが私の選択肢でした。

必死に自分でネット検索して探しました。
まぁ普通に検索してもあるわけがなく、
そんな時、当時Twitterでこの不安を呟くと
ある人に知り合えました。

ディスレクシアといって知的に問題はないものの読み書きの能力に
著しい困難を持つ症状がある人がリアクションしてくれたんです。
このどうしようもない状況に耳を傾けてくれました。

その方は南雲明彦さん。
明蓬館高等学校の共育コーディネーターで講演家。
もしかしたら、我が子の困難さに
南雲さんはすぐ気づかれたのかもしれません。

私は南雲先生に出会って本当に沢山のことを学びました。
まだまだ私の理解が不足していたり
長男の意思もあって、明蓬館高等学校に見学は行ったものの
通信制等の高校への抵抗や学びのスタイルに不安があると
長男が言ったので入学には至らなかったのですが・・・

今現在、その当時に比べてもっと新しい学び場として
グレードアップし、まさに時代にあった学びを提供している高校だと
私は言い切れます。

なぜか?
長男の妹である娘が、明蓬館高等学校へ入学して
実体験したからこそ言えることがあります。

BRAVEの仲間からも明蓬館のことを話すと興味関心を抱いてもらったので
どこから書いたらいいのか、悩みますが。

改めて振り返ると色々なことがあって今に至っています。
娘は素晴らしい学校に行く事ができたと言いきれます。

私が不安の中でも必死にベストを尽くしてこれたのは
子ども達がいつも一生懸命生きていたからだと思います。

社会がこの子たちをわからないなら
こっちから理解してもらえるように堂々と生きていって欲しかった。
その為には、学びを止めることはしたくなかった。
だって不真面目にして出来ないわけじゃないんだもん。
必死にチャレンジしてんだよ。それを私しかわかんないのは辛かった。

新しい学び場で娘が開花している現在進行形のこと。
ゆっくりと少しずつ書いていこうと思っています。

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