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SNEC以外でSpecial Needsという言葉を聞けて希望が持てた話

娘は明蓬館高等学校のSpecial Needs Education Center(略称SNEC)という特別支援教育コースに在籍しています。

「スペシャルニーズ」という言葉を聞いたことがありますか?
私は明蓬館高等学校に出会って知りました。校長の日野先生が沢山の経験から発達障害の子ども達の学び場を作ろう!と思った時にきっと海外での情報も含めて名付けたコースと思います。

でもSNEC(すねっく)の知名度は低いし、スペシャルニーズという言葉を明蓬館高等学校の関係者以外の方と会話の中で使ったことがありませんでした。

ところが先日、意外なところからスペシャルニーズという言葉を交わしたんです。
noteでオーストラリアの街並みを紹介してくれている投稿に目が留まったのがキッカケでした。

私はシドニーとパースに行ったこともあり、海外にまた行きたいなという気持ちでなんとなく見ていたら、その中でtomandfriedaさんが「TAFE」というオーストラリアの職業訓練専門学校の画像をのせてくれていました。

そこには「日本のように勉強で得意じゃない子が行くというような感じではなく、多種多様なジャンルを本気で学びたい人が通います。」という説明があり、私は、素敵!と感じ、またオーストラリアのこと紹介して下さいね!とコメントをいれます。

そこからtomandfriedaさんが私の投稿にも目を通してくれました。

そして明蓬館高等学校のホームページを見てくださり、こんなコメントをくれたんです。

今オーストラリアに来ていますが、視察している学校の中にもスペシャルニーズの生徒に対する教育が進んでいる学校(公立校)がたくさんありました。そんな学校が日本にも増えることを願います。

スペシャルニーズ」という言葉を目にしてビックリ。オーストラリアかぁ懐かしいな〜と思ってみた事でtomandfriedaさんから聞けたことに感動!

海外の学校を視察する方がスペシャルニーズの子どもたちの学びを理解してくれている!嬉しかったです。tomandfriedaさん、ありがとうございます。

他でも娘が習うラボ・パーティでもスペシャルニーズを聞けたんです。
それはラボっ子が参加中の夏の国際交流(1か月のホームステイ)についての話のときです。

コロナの影響で国際交流が行けなかった年もあり、ついに今年はみんなとびたったねと先生に言うと、中にはギリギリまでステイ先が決まらない子がいたと。

なんで?と聞くと「スペシャルニーズを受け入れる先がなかなかね。それで国際交流を諦めると泣いた子がいたわ。でも飛行機の中でやっとステイ先が決まったのよ」

その子は持病があり、それを理解して受け入れてくれるホストを探さなきゃならなかったんですね。私は先生に「国際交流ってスペシャルニーズにも対応してくれるんだったの?だったら娘も行かせたかったな・・・」というとちょっと驚いて私が娘の行っている高校のコース名を伝えるとそうだったのねと頷いてくれました。

日本における障害児教育って変な話、性教育と同じくらい遅れているっていうか表だって話されることのないイメージ。今はそんなことないか。でも海外はより早く、人と少し違った部分を個性としてとらえる教育が進んでいる。

もちろん世界でもまだまだなところでしょうけれど「障害」を「disability」と直訳するのではなく、スペシャルなものとして受け止める理解がもっともっと広まっている。何気ない会話の中で私は希望の光を感じたのです。

noteで何を書こうかなと思っていても、あら不思議。他の方の投稿から閃きをもらえる。

あなたのスキやコメントがもしかしたら私に閃き、みんなに閃きを与えてるかもしれませんね!

ここまで読んでくださりありがとうございます✨️ではまた。




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