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【妊娠初期】vol.1 悪阻地獄。正直舐めてた...

2年間の不妊治療を経て、陽性反応がでてからようやく10週を迎えた。

5週目からずっとひどいつわりに苦しんでいる。細切れの睡眠、ひどい喉の乾き、繰り返す嘔吐による胃痛。寝ても起きても、食べても食べなくても気持ち悪い。

誰がが言っていた、「二日酔いのまま、荒れた航海を永遠に強いられるような状況」大袈裟な表現かと思ったが、そんなことない。気持ちの上ではまさにそんな状況である。

ベッドから出れないのに眠ることもできず、画面酔いをするのでNetflix三昧という訳にもいかず、ただただ時間が過ぎるのを待つ。

少しでも軽減をと、毎日つわりについて検索し続けるが、食べづわり、吐きづわり、よだれづわり、匂いづわり、眠りづわりなど全部がかけ合わさって絶妙に対策が取れない。

旦那は年末ということもあり、毎日のように忘年会や接待ゴルフ。今週末は泊まりで帰ってこない。家にいる時はご飯の用意やマッサージをして気遣ってくれるけど、仕事も家事もボロボロで自分の身支度さえできず、全てを捨てている私と比較して不平等を感じざるを得ない。心から希望していたことなのに辛くて泣いてしまう毎日。弱い自分に嫌気がさす。人の命を育てるということは、本当に大変なことで、女性の人生はこんなにしんどいんだと思い知らされる。

正直にいうと、、若い頃は専業主婦や片手間のパートに対して、家庭に尽くしてすごいと思う反面、仕事をしない人生につまらないと思う瞬間はないのかな、と思うことがあった。私は仕事と家事育児を両立したいと思っていた。当たり前に「できる」と思っていた。

でも違った。

命を生み出すなんて大きな仕事をすでに
やり遂げている人たち。その人生がつまらないわけがない。
若さ故、、だが過去の自分の無知を心から恥じている。この苦しみはそんな自分への罰なのかも、とかそんなことばかり考えてしまう。

今の私は仕事と家庭、どっちも自信がない。というか何にもできない。元の自分に戻れるか不安しかない。

とにかくただつわりが終わることだけを望んでいる...。

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