新治療その後(入院編)
今年最後の通院に向かっております。
今思い返しても約30年ぶり?の新治療とか実感が湧かないなあ…。だってそもそもそんなに生きてないんだもん。
色んな副作用があると言われて始めた新治療。
パリンジック。
そもそも皮下に注射したものが、全身を駆け巡って消化できないフェニルアラニンを体内でぶっ壊すとか全然想像もできないし、ニンゲンスゴイコトカンガエル。
実際に9月から始めて、導入のために1泊の入院を3回、その後は家で自己注射。
初回の入院。
コロナが流行ってから初めての入院で緊張していたら、まさかの個室。
え!?そんな副作用やばいの!?個室にされるほど!?と動揺するわたし。(結局はただベッドが空いていないだけだった。)
というか個室ってわかってたらSwitch持ってきたし、あ!収納もおっきいじゃん!とか余計なことばかりを考える。
本題はそっちじゃないのよ。注射なのよ。
前投薬を飲んで、お医者様数人に囲まれて説明を受け緊張してるけど引くに引けない状況…。
意を決して打ったら、あ、そんなすんなり打てちゃうの?と主治医。いや、やれって言ったじゃないですか。
そしてどきどきしながら、1時間の経過時間を過ごす。この感じコロナのワクチンの最初の頃に似てる…。副作用出るかな…こわいな…精神的に具合悪いのかわかんないな…。みたいな。
でもそのうちどきどきすることに飽きてきて、せっかくの個室を満喫してやろうとイヤホンなしで映画を見始める。
結果から行くと1回目この時はなんともなく、個室でまったりして帰りました。
2回目の入院
次もひょっとして個室だったりしちゃう!?と淡い期待を早々に壊され大部屋へ。
2回目がアナフィラキシーとかの急性的な激しい症状が出やすいとのことで、おなかに打ったあと30分くらいまさかの先生張り付き状態で過ごす。
幸い何も出なくて、先生とただ世間話をし続ける。
わたし「パリンジックって冷蔵保存って言うけど、どのくらい厳密なの?冷蔵庫入り切らなくない?ただでさえ野菜いっぱいあるのに…」
先生「うーん…治験はめっちゃ厳密だったけど実際そこまででもないらしい…冷蔵庫は最悪小さいの買うとか…?」
などなど。
打った後の患部の腫れや赤みがあるものの大したことはなく、退院。
前回今回と翌日だるさと眠気があるがこの段階で、抗ヒスタミンの副作用なのかパリンジックの副作用なのかよくわからない…笑
家に帰ってから少し関節痛と微熱が出る。でも追加服薬するほどではなく、無理やり寝て過ごす。
その後、数日だるさと赤み腫れかゆみ、膨疹が残る。
3回目の入院
大部屋です。もちろん。
前回の入院の時に脚のほうがお腹より痛いと聞いていたので、入院期間のうちに試しておこう…!と今回は右太ももに。
今回も経過観察の間には何も出ず。すぐに出る急性症状は出にくいのかもねとのこと。
たしかにお腹よりは痛いかも…?(1回目びびってたせいか結構痛かったからあまり差がわからず。)と思ったらその日の夜、痛いな…筋肉痛みたいな感じだ…そしてかゆい…。
家に帰ってから見ると自分の手の大きさくらいに赤みと腫れが…!とはいえ、もっと副作用が出ると思っていたから想定内ではあるけれどかゆい。
病院でかゆい時は市販のムヒを塗ればいいと効いて、このあたりからムヒが命の水と化す。膨疹にも効く素晴らしい水。
そして、このとき謎に前回前々回に打った場所が再燃して赤くなってかゆくなる現象が起きる…。
ここまでの副作用は打った場所のかゆみ、赤み、腫れ、だるさ、眠気、関節痛、微熱。
どれも思っていたよりは軽かったけど、きつかったのはかゆみ。
あとは、打った翌日翌々日くらいまでめっちゃ寝てしまうこと。10時間オーバーくらい。
抗ヒスタミンの副作用で眠かったのもあって途中から半量になったけど、それでも数日続いた眠気はパリンジックの副作用だったっぽい。
そして、ゆっくり書いている間に年が明けました。
今年もどうぞよろしくお願いします。
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