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27歳はじめての推し活

私の朝は、ぼる塾のyoutubeと共にある。
旦那より少し早く起きる。朝は億劫だけどぼる塾チャンネルをつけると気持ちが落ち着く。朝は苦手だけど、旦那が起きると消さないといけないから、朝いちの時間が大好き。でもバタバタしてるから、始めてみる動画ではなく、見たことある動画の見つけてる。不思議と飽きない、癒しの時間。

ぼる塾と出会ってから今までより何か(誰か)をちょっぴり好きになったり、親近感湧くことが増えた。
例えばかまいたちの濱家さんが前「まあね」にはまっていたり、サンドイッチマンさんが田辺さん達に差し入れしてる話を聞くだけで彼らへの高感度が少し高まった。なんなら吉本自体好きになった。ぼる塾の皆様を知る機会をくださってどうもありがとうございます、という気持ちすらある。
これが推しなのかしら。4人への愛なのかしら。

姉2人はけっこうなオタクで、アニメとか、バンドのボーカルとかすごい好き。友達もかなりのジャニオタが多い。あんなに一生懸命で好きになってる、好きなものに熱中してる、好きなものを語る人ってすごい幸せそう。「推しのライブのためにがんばる」だとか「来週推しが出る回だからがんばる」だとか、そのために頑張ろうと思えて、推しイベントが終わったら、推しの力でがんばる元気が出て。
すごい羨ましかった。

私も人に合わせて推しとかいってたけどだからってすごい熱中してたわけではない。ライブ行ってもアニメ見ても、おもしろいとか思うんだけど、周りよりはまれてなくて、どこか冷めてて、虚しい気持ちに勝手になってた。長く細くか、短く細く好きでいるばかり。
恋愛もそうだけど、推しも、私どっぷりハマるって苦手みたい。

そんな私のはじめての推しがぼる塾4人。
誰なんて決められない。順位なんて無理。みんな素晴らしい。本当に。ファンレターを書こうにも、まず誰宛に書くか、一気に4人個別に書くか、便箋分けるか、悩んでる。多分もし4人の握手会があって、1人しかできないと言われたら多分どの列に並ぶか1ヶ月前から悩んだとしても決められない気がする。

中学生のいう「好きって何?」のレベルで私は「推しへの愛ってどうやったら湧き出てくるの?」と長年悩んできた。推しのために何がなんでもがんばる、なんて無理なんだけど。今もぼる塾のライブのために朝から晩で死ぬ気で働いたり、何かを我慢するのは無理かも。

でも、私は人に堂々とぼる塾が好きだし、推してるって言える。

多分それは、ぼる塾のいう推しへの「好き」を聞いたから。お金がなくても、詳しくなくても、「好きなら好きで良い」。その言葉で、私は「推しへの愛の呪い」が解けた。 そう、好きなら好きでいいじゃん。推しと思ったその日から、推しは推しだよ。私レベルの知識で推しといっても、酒寄さんたちは否定しないしがっかりしないよ。会ったことないけどそう思う。
好きを公言してたら、推しについての情報をくれる人がいる。推しについてもっと知ることができて、幸せになれる。
今まで浅く広く好きだったものが多いんだけど、そのおかげで田辺の和室の話題にもついていける。ジャニーズとかアニメとか。つまり、オタクな姉やジャニオタの友達と過ごした時間が長い私は、昔からぼる塾を推す運命だったんだと思う。

書いてて自分でも少し笑っちゃうけど、
でも好きなものがおかげで増えて、昔の自分を肯定できてる。生きるって素晴らしい。こんな壮大な気持ちにすらなってる。
ぼる塾のみなさん。酒寄さん、田辺さん、あんりちゃん、はるちゃん。
いつもありがとうございます。
ファンレターは便箋選びがまだ終えてませんが、いつか送りたいと思います。

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