見出し画像

横浜から来たお一人さん

2023.12.18 1:52

関西のそこそこ栄えたそこそこ住みやすいそこそこ地味な街の、駅前にある個人経営の居酒屋でバイトをしてるんですね。
そんな居酒屋のいいところは、お客さんとの距離感が近いこと。

今週の木曜日にいらした一名様の女性が、流し台の真正面のカウンターの席でのんびり食事をされてましたとさ。
僕がその側で何か作業をしてる時に、「すみません!」とその女性が僕に対して呼びかけられました。

即座に「ハイボールでも頼みはるのかな」とか思いつつ、返事?をしつうポッケからハンディを取り出し近寄るぼく。

「あのー、これ写真撮ってもいいですか?」と、標準語で話す女性。

「あ、もちろんいいですよー」と、脳死で笑顔で返事するぼく。(わざわざ律儀な方なのか?くらいは思ってたのかな。)

すると女性が頭上に飾ってある置物を指さして、「実はスターマンが見えたのでこのお店に決めたんですー!」と笑顔で話す。

実はうちの居酒屋は野球好きが多くて、プロ野球のシーズン中はずっとテレビで阪神戦を流してたんです。だから僕を含めスタッフで、野球グッズを、主にマスコットキャラクターを少しずつ集めて飾っています。
現状ぬいぐるみは二体しかしないんですが、そのうち一体がそのスターマン(横浜DeNAベイスターズの可愛いハムスターのマスコット)なんです。こいつは生粋の阪神ファンの僕が今年行った横浜遠征でお土産に買ってきた子で、僕も存在を忘れていました。

そんな忘れられた置物くんが、ひょんなことから横浜から来たお客さんを迎えてくれて、その日が暇だったことから野球の話で少し盛り上がって、少しばかり幸せな時間を過ごせました。

いやー、こんな偶然? があるとは。過去の自分の行動が巡り巡って幸せを運んでくれるなんて、よっぽど日頃の行いがいいんでしょうね。

僕自身が結構偶然の産物なもので(?)、今の幾つかの趣味なんて大袈裟かもですが奇跡みたいな偶然のおかげで出会えたものなんですね。他にも大きな意思決定も緻密に計画立てたものだけでなく偶然の巡り合わせでキッカケが生まれたものが多かったり。

偶発的な悪戯な巡り合わせで今の自分の色だったりが出てると思うと、偶然って侮れないよね。

思い返してみると、「こんなことよく起こったよなー。」みたいなことって、割と起こってるんよね。

ふとした出来事を大切にしましょう。

ちなみにドイツブンデスリーガ 第15節 レバークーゼン vs フランクフルトの試合を流し観しながら書いてたんですけど、そら時間かかるよね。

以上、ドイツに行きたいけど夏のアメリカ旅行のせいで流石にお金がなさすぎて断念したけど諦めが悪くて20代のうちに絶対に行くと決めている22歳でした。散歩とお城探索とサッカー観戦がしたいです。言霊言霊。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?