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当たり前の文具と化した iPad―済美平成中等教育学校で授業見学をしてきました!

ロイロとGoogleを自在に使い分ける中学2年生

左側にロイロノート・スクールのシンキングツール機能を使ったベン図があります。右側にはGoogle スライドが映し出されています。
iPadの2画面表示です。
わかる人にはわかると思いますが、「スゲェ〜!」という状態です。
Google スライドは、生徒が自分たちでアカウント共有したところで、このあとグループの仲間と一緒に考えたことをまとめる作業が展開されました。

中学2年生の国語の授業


教材は、教育出版『伝え合う中学国語2』に収録されている「ガイアの知性」(龍村仁)です。
ロイロノートのシンキングツールを使って、ヒトの「知性」が他の生き物の「知性」とどのように違うのかを比較した上で、「筆者の考える知性」についてまとめようとしています。
冒頭の漢字の小テストから始まる45分の授業は、新しい学びのかたちが見事にデザインされたものでした。

このあと、社会の授業と理科の授業も拝見しましたが、先生方の個性的で魅力的なキャラと、教育ICTを文具として易々と使いこなす生徒たちが織りなす学びの時間は、学校教育がアップデートされつつあることをまざまざと感じさせるものでした。
それから、図書館で拝見した中学3年生の探究レポートの魅力的なこと!
校内限定公開のものなので詳述は避けますが、「自動で履ける靴の研究」とか「今私ができる最善日焼け対策」など、「学び続ける人」に育っていくことを確信させる卓抜した才能がレポートの紙面からほとばしっていました。


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