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教員向けのワークショップに参加しながらChatGPT4でメモを取ってみたらバッチリだった件

今日は、第28回沖縄県マルチメディア教育実践研究大会に参加しました。
私は、ワークショップ2の時間帯に「教室に笑顔を広げるCanva ―ワクワクする授業を実現する最強ツール」をしたのですが、それ以外の時間は参加者として他の先生方のお話とワークを楽しみました。

午前中におこなわれたワークショップ1の時間は、中野 裕己先生(新潟大学附属新潟小学校)の「ロイロが支える国語科の個性的な学び」に参加しました。
その際に、途中でふと思い立って、メモをChatGPTに打ち込んでみました。
そうしたら、なかなか良いメモが取れました。

そこで、午後のワークショップ3の時間でも、白坂 洋一(筑波大学附属小学校)「リフレクション型国語科授業の展開―共起ネットワークを形成的評価へ導入する―」に参加して、同様にメモを取ってみました。

画像をクリック(ChatGPTのログを開くことができます)

有料版なので、「ごんぎつね」の本文ファイルを投げ込んでやりとりをしましたが、データがアップされているログは共有リンクを作ることができないので、リアルタイムでおこなったログを再現する形でChatGPTとやりとりし直しました。
再現する際には、「ごんぎつね」の本文をプロンプトの中に入れて読み込ませたので、リンクを生成してこうしてシェアできるわけです。

だらだらメモして「これまでのやりとりをまとめてください。」と指示するのが、こうした使い肩の基本形です。
ただ、今回は最後にこんなプロンプトを書いています。

「単元の最後にまとめの作文を書かせることもできますね。その場合、どのような発問(課題文)を児童に提示すればよいですか。教育効果をよりよく発揮できる問いを、5つ提案してください。」

回答は以下の通り。さらっと出してきたたたき台としては、十分すぎる提案ではないでしょうか。

単元の最後にまとめの作文を書かせる場合、教育効果を最大化するための発問は、児童が学んだ内容を反映し、深い思考を促すものであるべきです。以下は、そのような状況に適した発問の例です:
1.「この単元を通じて最も印象に残ったことは何ですか?その理由と共に詳しく説明してください。」
・この問いは、児童に単元全体を振り返らせ、自分にとって重要なポイントを特定させます。
2.「学んだ内容を日常生活や他の教科とどのように関連付けられますか?具体的な例を挙げて説明してください。」
・実生活や他の学習分野との関連性を考えさせることで、学んだ知識の応用力を育てます。
3.「もし『ごんぎつね』の物語の一部を変更できるとしたら、どの部分をどのように変えますか?その変更が物語にどのような影響を与えると思いますか?」
・創造力と批判的思考を促し、物語の理解を深めます。
4.「ごんの行動を自分の行動と比較してみてください。もし自分がごんの立場だったら、どのように感じ、どう行動すると思いますか?」
・自己反省と共感力を育て、キャラクターへの深い理解を促します。
6.「この単元から学んだことを使って、未来の自分や社会にどのような影響を与えることができると思いますか?」
・長期的な視野で考えさせ、学んだ内容の社会的・個人的価値を認識させます。
 これらの発問は、児童が学習内容を総合的に理解し、自分の言葉で表現する能力を育てるのに役立ちます。また、児童の感情や考えを深く掘り下げることで、より深い学びと自己認識の促進につながります。

ChatGTP4 による出力

Google Keep やGoogle Document に書き散らした雑然としたメモをまるごと投げ込んで、「わかりやすく整理して」というプロンプトで一挙にきれいに清書したことは何度もあるのですが、最初からChatGPTにメモを書いていくという方法も、これから研修会などに参加する際の記録方法として、選択肢の1つに加わりそうです。

ちなみに、共起ネットワークというのは、テキストマイニングでワードクラウドをつくるときに一緒に出てくるこんな感じのものです。

教職課程の授業でジグソー活動をした後の学生の感想を分析

たとえば、「ごんぎつね」で「みんなでいっしょに考えたい問い」を出し合う際にも、Google フォームをつかえば、無料でかんたんにつくれます。


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