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リーディングはこうする!~能力向上~

●はじめに
スピリチュアル業種ではよく聞く『リーディング』ということば。これは、クライアントなどの心身の不調や悩みなどを潜在意識や思いグセなどを
読み解くことによりその解決のヒントを調べる技法をさす。

こういった技法はどちらかというと『特殊能力』という位置づけで捉えられることが多いが、必ずしも生まれながらに持ち合わせていなければいけないというわけではない。このようなチカラは後天的に習得する場合は、何らかの修行を受けたり高額なセミナーなどを受けないといけないというイメージも空気感として存在している。

●そもそリーディングの目指すべきゴールとは?
鮮やかにずばり『あなたは○○な思いグセがあるので★★な症状になっています』と言い当てるのは一見、派手だし何となく霊能者感満載でかっこよく見える。(スピに興味のある人は結構、こういうのにあこがれる人が多い)

ただ、そもそもの目的はクライアントや悩みを持っている方の現状の問題に対して本人の気づいていない部分を読み解き解決へのヒントにすることが最大の目的である。ということは、結果的にそうなれば道筋はそこまで重要でないということだ。

●ではどうするか?~東洋医学~
いくつか方法があるが、二つ紹介したい。ヒーラーやセラピスト初心者におすすめなのは東洋医学的思考法で分析するということである。
現在は西洋医学の世の中である。こちらは症状が出た場合、基本的には症状周辺の箇所を中心に治療を進める。

かたや東洋医学は症状箇所とは離れた場所でも関連性を全身レベルで分析していく。その中でもリーディングに応用できる考えとしてオススメしたいのは体の各臓器と感情の結びつきを重要視している点である。例えば、肝臓であれば怒りと関連し、肺であれば悲しみと関連しているというような捉え方だ。

これはあくまでも一つの参考例だが、実際にクライアントさん自身は気づいていないことが多く、施術の中でお話すると『そういえば、そうですね』と
ご自身の気持ちを再認識するケースも少なくない。

●メタフィジック的に分析せよ
メタフィジックとは『物質的なものをこえて』という意味合いがある。
つまり、心身の不調は、体だけでなく、心や精神、あるいは魂とよばれるものからのサインやメッセージであるという考えだ。

しかしながら、
突然そういわれてもあまりに抽象的で困る人もいるかもしれない。
これに関しては熟練のセラピストやヒーラーなどは経験則として認識している人も少なくない。

ただ、ではこれを読んでいる方に『そのような人を目指して修練しましょう』といわれても困ると思う。そこで今日は良書を紹介したい。
本の名前は『自分を愛して!』リズ・ブルボー著である。こちらの本は
トップセールスを経てメタフィジックな領域をしることで自分らしく生きること目的としたスクールなどを創設したリズ・ブルボー氏の本である。
内容としては家庭の医学のように症状が五十音順に載っており、肉体的な
特徴、感情的な意味、精神的な意味、スピリチュアル的な意味のように
解説がされている。

前述した東洋医学的な分析よりもより細かく日常的な思いグセや家族との関係性などにも触れており、かなり現場で重宝される作りになっている。これらはリズ・ブルボー氏のトップセールス時代の経験やその後の人生で開催されたワークショップなどでの経験をもとに作られており、内容としてもかなり充実している。ヒーラー・セラピスト必携の一冊としてもオススメである。

●まとめ
リーディングに限らず、相手の状態を分析するには何かしらの尺度があった方がよい。それは経験則であったり知識である。太鼓の賢者たちや霊術家たちは実践やインスピレーションなどを通じてそれらを体得してきた。
時代が変われば必要な『知恵』や『叡智』へのアクセス方法は変わって良いと思う。まだまだ『見えない世界』は奥深い。



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