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【往復書簡】次に行ってみたい旅先はどこですか?

さやかっすへ。
占いを勉強したいとかいう割には私、スピリチュアルアレルギーなんだけど、さやかっすの「スピ感」は全然嫌悪感がないんだよね。なんでだろう。って考えたんだけど、さやかっすは『スピ』を押し付けないから好き。コーヒーやケーキが好きなのと同じように「スピ」を扱うから、さやかっすのスピには抵抗がないんだなぁって思った。ほら、スピっ子の人たちってそれを「善」としてキラキラした目で押し付けるじゃん?そこに悪意がないからこそ、それが苦手で(苦笑)。と、スピ話が長くなりましたが…。

サラダ、めっちゃお洒落!!フランスって感じする。一生懸命、映える盛り付けをする感じ、よくわかる。私もよくやる(笑)。でもって、写真の5倍は食べるよね。サラダは豪快にかき混ぜてモリモリ食べるのが好きです。日本でも山菜やヨモギみたいなのを食べるけど、フランスで野草を食べるのはその感覚に近いのかな?「食べるものが違っても、根っこの部分で習慣が似ている」ってなんか面白いね。そしてちょうど今日、アスパラガスのナレーションを書いていて、さやかっすのことを思い出しました。「アスパラガスのナレーション」って謎が過ぎるだろうけど…。

さて、イスラム圏で一押しの国…うーん…どこだろう…トルコのイズミルかなぁ。私がこれまで行ったことのあるイスラム圏の国はモロッコ、ドバイ、トルコ(イスタンブール・カッパドキア・イズミル)あたりなんだけど、実はそれぞれそんなにイスラム教の香りは感じなくて。もちろん食や服装に宗教は反映されているけれど、そこまで強い「神様感」は感じなかったんだよね。もしかしたら彼らが「当たり前のように」神様と生きているから、ツーリストの私には彼らの持つ信仰心みたいなのをうまくキャッチできなかったのかもしれないんだけど…。モロッコやドバイ、トルコのイスタンブールは「観光ビジネス」として確立されたもはや「City」で。だからあまり宗教色を感じなかったのかもなぁ。親切な人はもちろんいるけど、親切にされたらその分、絨毯屋に連れて行かれる…みたいなことが日常茶飯事だったから(笑)。でも、トルコのイズミルという街に行った時はイスラム教の人たちの優しさというか寛容さを実感したな。ということで、写真は私のトルコのパパとママです。ドバイの砂漠ツアーのディナーの時にたまたま背中合わせに座っていて仲良くなって、その半年後にトルコまで遊びに行って1週間ぐらい泊めてもらいました。彼らの家がある街がイズミルでした。イズミルの人たちは、裏表なく優しかったなぁ。イズミルの中でも中心地から離れたエリアに彼らの家があって、海辺をプラプラ歩いていたりするとみんな気さくに話しかけてきて、ドーナツとかくれるの(笑)。すごくおおらかに謎の東洋人を街に受け入れてくれている感じが、居心地よかった。

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このおじさんも同じくドバイの砂漠で出会ったの。彼らは同じグループで旅行をしていて、もう長年の家族ぐるみでの友人らしい。

イスラム圏ではないけれど、生活の中に宗教があると最も感じた国はスリランカです。なんてったって、寺院にはお尻を向けちゃいけないから、写真を撮る時はカラダは必ず横向き!(何度も注意された…)朝焼けの中で聞くお経とか、無条件でヨソモノを受け入れる寛容さとかをスリランカではすごく感じたよ。なんだろね、コーヒーじゃなくて紅茶を飲んでるから穏やかなのかしら…(違う)。ちなみにトルコもスリランカもコーヒーといえば『ネスカフェ』で。トルコではトルキッシュコーヒー以外の普通のコーヒーが飲みたい時には『ネスカフェください』ってオーダーするの。もはやメニュー名になってる。面白いよね。

さやかっすは私のことを「旅上手」と言ってくれたけど、私がこんなに頻繁に旅に行くようになったのは、実は35歳をすぎてから。だから「旅人」としてはまだまだ駆け出しなんです(苦笑)。行ったことのない国もたくさんあるし、行ってみたい国がありすぎて。

ということで、さやかっす…次に行ってみたい旅先はどこですか?私は、国内だと山形(泊まりたいホテルがあるの!)、海外だとポルトガルに行ってみたいと思ってるよ!!

nonより。

P.S いつもポストのお写真、本当に素敵!一緒に歩いたモンペリエの街を思い出して、ニヤニヤしてるよ。

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