フリーゲーム作者からインディーゲーム作者への移行ガイドライン イベント編

◆あらすじ
こういうことがありましたぽくぽくぽく

今回はイベント編をやっていこうと思います。
どういったイベントでこれってどうなのとか作者なりの体験をまとめてみました。TGSとか海外イベントとかは誰かがまとめてくれるはず。

◆体験した出展イベント

ビットサミット
インディーゲームを主題としたイベントの中では日本最大級。一般サークル参加は審査が必要。事前審査かそこそこに高い企業ブース代を払うと出展できる。出展条件がTGSじゃないにしろ、狭き門。ウィッシュリストの伸びなどは地味には伸びる。プラットフォーム担当者や海外パブリッシャーが見て回ったり、メディア関係者もかなりの数回るため、着目を浴びたい人とかは言ったほうがいいかもしれない。海外の人多めなので、一定の英語力を持ったほうが良いとされる。

東京ゲームダンジョン
新規気鋭で急成長中のインディーゲームイベント。一般サークル参加は先着順なので参加する場合は予約待機をするといいかもしれない。参加費もお手頃で貸出もある程度してくれるため、制作者たちの満足度は高め。宣伝効果自体は大型イベントに劣るものの、パブリッシャーやプラットフォーム担当、メディア関係者などは覆面で相応の数居る。
取り上げられればそこそこにはウィッシュリストは見込める可能性はある。
宣伝効果よりも横のゆるいつながりを増やすことができるのでそっちの効果は高いかも。

ぜんため
岐阜県の日本一ソフトウェア主催の公園で行う野外イベント。
大体の参加者はうたぷりの缶バッジを求めに来る。
そのついでで来た層と家族連れ、地元の小中学生でインディゲームコーナーがカオスな状態になる。なので、小中学生向けのゲームを展示するといいかもしれない。メディアはさすがに岐阜の果てにはあまり来ない。来るメディアは猛者。地元系テレビとかも来るので、テレビデビューは下手するとある。ウィッシュリストはとっても見込めそうにない。

デジゲー博
秋葉原で行われている古のオタクたちが集まる同人ゲーム系イベント。
ゲームが大好きなオタク層が集まるため、宣伝の確度は高い…が、
立地上と参加層が相まって冬の季節なのになぜかみんな汗をかき、
異様な匂いが出る場合がある。メディアもある程度来るし、そこそこに効果はある。意識の高い業界人の人がたまに来て面倒なことを言ってくるケースもあるため、対応能力が問われる。

IndieLiveExpo
オンラインストリームショウイベント。15秒動画が流れてきて紹介してくれる番組になっている。Steamと連動しているため、ウィッシュリスト効果高め。コロナのときは油が乗っていたが現在は落ち気味。初出じゃないとあまり採択されないので、既出の場合は注目作以外スポンサーになる以外あまり道はない。ちなみにスポンサー料は相当高い。

WhosomeDirect
海外のやさしめゲームが集まるイベント。効果はちょっとわからないが、相性がよければポテンシャルを秘めているような感じがした。発売後だったのでなんともいえないけども、絶妙に増えた気は…する。なんともいえない。

コミケ
夏と冬に行われる販売系イベント。言わずとしれた日本最大級のイベント。ルール自体はおそらくどのイベントよりも厳しい。パブリッシャー契約した状態や会社として販売しているゲームを売るのは原則企業ブース扱いとなってしまうので、注意が必要。厳格なルールを敷いているので、注意が必要。

◆ミートアップイベント系

もくもく会
みんなでパソコンを持ち寄ってみんなで作業する会。
横のつながりはとっても増える。
みんな開発作業をしているので、
みんな作業しているので、
もくもく会中は教えてクレクレ君に
あまりならないように気をつけたほうが良。
打ち上げ会をすることが多い。

地元のゲーム団体
ある一定の地域には特定のインディゲーム団体が存在します。
そこに配属することで比較的情報が入ってきたり、
その団体ならではの情報が入ってきます。
ただし、怪しい団体も存在はするので、
ある程度精査したほうが良いとされるのと、
団体によってクセがあるため、
合う合わないが存在する。

Indie Developers Conference
インディゲーム作者による勉強会。
売り方やインディゲーム作者としての進め方、
横のつながりを作るのには最適。
値段的にリーズナブルな上に内容も濃いので満足なイベント。

性DEC 下半期(下半身)
DLSite系同人作家たちが開催している一見やばそうな団体やってるイベントと見せかけて大真面目な勉強会。主に個人作家の技術系内容が充実していたかと思えば、婚活の話を大真面目にするそういった会になっている。
なお、下半身はイベント会場から大目玉を食らって下半期になった模様。
横のつながりというよりかは新しい世界を見つける楽しさがある。

ゲームメーカーズ スクランブル
ゲーム開発会社である、ヒストリアが主催している勉強会+ミートアップ。
ゲーム業界を目指す人であれば、行っても損はないはず。
もちろん、間口は広く、インディゲーム開発者でも全然ウェルカムな場所となる。インディゲーム作者同士のつながりよりかはゲーム会社の人たちとのつながりをつくるきっかけにはなるかもしれない。

The CREATORS
クリエイター系の人たちがいっぱい集まる秋葉原で行われる総合ミートアップイベント。イラストレータから音楽、声優、ライターなど結構幅が広い。ゲーム作者系は少なめなので、よく声をかけられる。イラストを発注したいけど人がいないなどといった場合にいいイベントかもしれない。人数かなり多いので、名刺は大量に持っていくといいかもしれない。

◆出展イベントで気をつけたほうが良いところ・持っていくもの

持っていったほうがいいもの
作者・やる気・名刺(200枚程度はほしい)・展示用PC・ケーブル類・コントローラ・ディスプレイ(これは貸出できるかどうか聞くといいかも)・フライヤー(200枚程度ぐらいはほしい)・テーブルクロス・電源タップ・ポスター(タペストリー)・ポスタースタンド(市販だと高いため、自作している人も居る)・ウェットティッシュ

気をつけたほうがいいもの

・基本的に立つ
座っているとやる気のなさを感じられてしまうと受け取られる場合が多いので、立つほうが良いとされる。椅子は準備されているが基本来訪者用。体力がない人ほどやられていくので、その場合はトレーニングをしましょう。

・お辞儀と挨拶を忘れない
プレイしていただいた人に「ありがとうございます」
興味を持った方にはフライヤーを配り、
「よければ試遊どうですか」と声掛けをする。

・名刺交換は忘れずに
ゲームに興味をもってくれたメディアやパブリッシャーの方などには名刺交換を忘れずに行いましょう。名刺を受ける際はお互いの名前を名乗ってから「頂戴いたします」といい、受け取りましょう。

・横のつながりを大事にする
インディゲーム作者のつながりはとっても大事です。
非公開情報が飛び回る場合が多く、
キャッチアップで足元を掬われるかそうでないかが決まったりする場合があります。

・書類作業はつきまとう
書類作業は作者をしていくうちに増えてきます。
優秀な作家ほど書類作業が苦手な傾向がありますが、
こなすしかないです。
個人事業主になったらそれどころじゃないですし…

◆まとめ
今回はもうちょっとまとめたいなぁと思いましたが、
長文になってしまいました。
次回はSteamの販売関係やっていければなァと思いますがいつになるんだろう。。(遠い目)


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