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【読書感想文】もしアドラーが上司だったら(後半)

後半のテーマは共同体感覚
前半が自分への勇気づけ、後半は一歩進んだ状態である相手への勇気づけです。

【課題の分離】
これは、私がめちゃくちゃ苦手なやつ。
いつもの私:
「相手がどう思うか」を考えて、相手にとってよい(だろう)が、私の判断基準
 ↓
相手に合わせて、話を進める。
自分の意見は入れたり入れなかったり。
 ↓
狙ってるから、だいたい受け入れられるけど、
時には、意見の相違や私のやり方を指摘される
 ↓
自分の存在価値が否定されたように感じる。
落ち込む

【この本を読んで意識を変えたこと】
私の判断基準は、自分で決める。
私の課題に相手を勝手に入れ込まない。
間違ったって、指摘されたって、存在価値は減らない。
相手がどう思うかは、私の課題ではない。


意見が違うときは、反論から入らない。
1、共感(同意はしない)
〇〇さんは、そう思うんですね。
しっかり聞くと、相手も私の話を聞いてくれる準備ができる

2、提案
〇〇するのは、どうかな?


もう一つ大事なことは、
ダメ出しをされて、人はやる気にならないということ。
会社で私が後輩にキツく言わないことについて、
「もっとダメ出ししないとやるようにならないよ。
現状に甘えて、向上しないから」と上司に言われた。
それから、時々ダメ出しするようになったんだけど、
後輩のがっかりした顔を見ると、
本当にこのやり方でいいのかなと思ってた。
がんばろー!ってなってるとは思えなかった。


この本を読んで、やっぱりダメ出しされて、やる気になる人なんていないよね。と実感
がんばってるね!と認めることが大事。

ダメだしからじゃない人材育成をやってみて、
ほらこっちのほうがいいでしょって証明したいと思いました。

もっとアドラー心理学のことを知りたくなる1冊でした。






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