永遠に 眩し輪廻の 水烟る(えいえんに げんしりんねの みずけむる)

画像1 季語:水烟る 季節:三冬  春夏と多くの生命に潤いと恵みを与えた水は、秋となれば澄み渡り、冬となれば寒さと共に磨きが掛かり、やがて命を奪うほどに厳しさを持つようになる(参考:季語と歳時記の会)。しかしそのような水は何億年前も、この先何億年後も止まることなく、その分子や原子は私たち生命の一部を成していく。このコップに入った水もまた同じ、そのような様相を詠んでみました。

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