父への想い

2020/6/11(木)

なかなか寝られない。
昨日も痛みが出てきたところでリリカ(神経系の鎮痛剤)と就寝前の薬を飲んで寝たのだが、3:50過ぎに目が覚めた。

今朝もいつもより早く覚醒した。
今日から天気が崩れると聞いたが、窓の外はいい天気だった。

一昨日冷凍した青梅と氷砂糖を消毒した瓶に合流させた。

今日はずっとこれを愛でて過ごした。
凍っていた梅が解けていくと同時に氷砂糖も溶けていき、どんどんシロップが瓶底に溜まっていく。
あらかた梅は解凍されきったが、シロップに浸かった氷砂糖は溶け続ける。
どんどんシロップの量が増えて瓶底に溜まる。

今日も痛みはあった。
昨日みたいに激しくはないが…
いや、激しい痛みが走らないように警戒して動いているからだと思うけど。

父が帰宅。
うちの父は、非常にマイペース。
と言うと聞こえはいいが、周りのことを考えない人だ。
昨日からの流れでわたしが自由に身動き取れないことは説明しているし、昨日は母から家族LINEで夕飯の温めや片付けはわたしの分もやってあげて欲しいと頼まれてたのに、会社用携帯しか持たずに出かけていたらしく、わたしが説明するまで事態を把握してなかったし、わたしも的はずれな父の返答に呆れて、一緒に夕飯を食べるのは辞退した。
今日も同じだ。帰ってきて早々パソコン操作で分からないことを質問攻め。自分のノートパソコンをわたしの元に持ってくるわけでもなく、わたしを自部屋に呼んで説明させる。
その時点でわたしが今日もちゃんと歩けてないことや痛がってることはわかるはず。
…でも父には目に入らないのだ。
わたしが夕飯を食べると伝えると、自分も食べると部屋から出てきた。
わたしは足を引き釣りながらも冷蔵庫から母が用意したおかずを出したり、温めたりしていた。
レンチンを待ってる間、立っているのも辛いので椅子に座りながら。
そんな時、父がキッチンから持ってきたのは自分の箸だけ。わたしのは持ってきてくれない。
食べ終わり、食器の片付けももちろん自分のものだけ。
ついでに言うと、父は食べ終わったお皿を自分の前から退ける癖がある。そうして退かされたお皿が1枚残されたままだった。
冷蔵庫から出した麦茶も出しっぱなし。

情けないというか、悲しいというか、そんな気持ちになる。
父は昔からそうだった。
夜中にわたしの具合が急変して救急車で運ばれた時も、病院で処置してもらって明け方帰宅すると、救急隊が来たままの部屋の状態になっていたことがあった。ダイニングテーブルと椅子が部屋の隅に寄せられたまま…ベッドへ向かう道が塞がれたままだった。
この先に起こることを予想できないのか、わたしはあのまま帰ってこないと思っていたのか…

確かに年老いた父、定年をすぎても働いてもらっているのは子どもとしても申し訳ないし情けないと思ってる。
ただ、この父のマイペースさはそういうことでは無いような気がする。
もし旦那やパートナーにこういうことをされるのなら、【結果他人だしね】で諦めることも出来るのだが、血の繋がった親からこういうことを度重ねてされると、悲しいし、情けないし、逆に諦めきれない気持ちになるのだ。

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