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【6泊7日約10万!春休みやりたい放題無謀な1人旅】 vol.5 2日目ー② 鯖街道〈熊川宿•小浜〉観光編(+舞鶴の夜)


これまではこちら!

それではごゆっくり!


熊川宿

 1148三方駅発の電車に乗車し上中駅で下車。高校生が沢山乗っていて通路まで人が立っているほど。小浜線に乗った中で1番混んでいた。
 菜の花も咲いていて、ピンクと黄色がthe日本の春といった感じでとても美しかった。

上中駅

 駅を出るとすぐバスが来た。昨晩に調べていたのと違くて驚くが行く先:近江塩津行きは合っていたので乗車。せっかく来たなら端から端まで歩こう!と思い、道の駅若狭熊川宿というバス停で降りる。
 熊川宿とは。以下熊川宿HP引用。

  熊川宿は若狭と京都をつなぐ「鯖街道」にある宿場町です。熊川宿は、谷間を流れる北川に沿って発生した集落で、馬や船が荷を運び込める荷次場として発展を遂げました。今も残る江戸期に形成された町並みは、平成8年に重要伝統的建造物群保存地区に選定され、平成27年に「御食国若狭と鯖街道」として日本遺産に認定されています。

大学の授業内で、保存の取り組みや街おこしについて学んでからずっと気になってたいたので今回立ち寄ることを決めたのだった。なんなら今回の旅でこっち方向に決めたのはこれが理由とも言える。

左端辺りが道の駅熊川宿

 まず道の駅内にある鯖街道ミュージアムを見る。古代、中世、近世の様子を漫画で説明した物、ボタンを押すと音声ガイドとパネルが光る展示などが展示されていて、フリーペーパーも沢山置かれていた。のに無料!!もっと人が入っていてもおかしくないと思うほど。
 再び歩き出す。番所跡や陣屋跡へ足を運び…気付けばお昼。これまたせっかく来たのだからと鯖を食べられる場所を探し、葛と鯖寿しの店 まる志んさんで食べる事に。お蕎麦も有名らしく蕎麦セットとかがあったが蕎麦が苦手なのでパス。食べたのは…じゃん!

しめ鯖と焼き鯖!!これは1つずつ別の品で2切れ800円。合計1600円で4切れは少ないと思う人もいるかもしれないが、1切れが大きく鯖は肉厚で味も最高のため満足できると思われる。元々鯖は好きでいろんな品を普段から食べるけれど、過去1番て美味しかった。また鯖を食べに行くだけでも来たいくらい本当に美味しかった。鯖以外に食べた葛餅が美味しかったので親への葛餅のお土産を購入する。(帰ってきてから製造場所が奈良なのを知って嘘だろと思ったのもいい思い出と言えるかもしれない。)

鯖街道ミュージアムのイラストマップ
見えない角度に人形があってびっくりした。
あるあるだけどリアルすぎ!
中条橋から
この辺りが1番の賑わいだったらしい?!
陣屋跡
更地になっていてイメージとは違った…。
そういう事も現地に行かなければ分からない。
葛餅
水々しくて大きい。美味しかった!


 考えていたバスを諦めて一本遅くする。1417下新町バス停から小浜行きのバスに乗る。というのも上中に戻っても電車は着く頃には駅を出てしまっていて、その次の列車となると1515になってしまうのだ。時間とお金を天秤にかけた時に時間を取ったという事だ。バスの方が利用客多そうだったがバスも減便されたとか?地方の田舎はやはり車社会なのだろうか。次回は瓜我の滝にも足を運んでみたい。

小浜観光

 1450頃かな?小浜駅前着。小浜まで40分くらいで730円したのでちょっと痛かった😭近くからだと疲れを理由に行くのを辞めるかもしれないと思い、遠くから行くことに決める。コインロッカーがなくて駅員さんもいなかったので大きな荷物を手に歩くのは必然的だった笑。そうするとまず通るのが駅前の商店街。敦賀よりかは開いているお店の数は多かったが、半分以上はシャッターが降りている。地元にもこのような現状の商店街があって思い出してしまった。
 1.5キロくらい歩いて、"御食国若狭おばま食文化館"に到着。ここはなんと入館無料である。お寿司のルーツや種類、お寿司や味噌汁の地域ごとの違い(丸餅か角餅かなど)、ユネスコ無形文化遺産となっている「和食」について、小浜の1年の食事(葬式時や結婚式時に提供された食事など含む)、鯖街道について…など様々な事に関して分かりやすくまとめられたパネルの説明がされていた。この他にも、キッチンスタジオや若狭工房などでそれぞれの体験を行う事が可能であったり、併設されている濱の湯への入浴も可能など観光客、市民両方に寄り添った施設であった。

入口(撮りがち)
子供が大はしゃぎしていた魚の窓ガラス
レプリカだけど実際の様子を感じられる展示は外国人でなくても分かりやすくて良い。
へしこ、この地域で有名なのか?沢山見た。
御食国若狭おばま食文化館方向、つまりは小浜港。とてものどか。


 さて時刻は1600頃。いろんな施設の閉館時間の1700まで1時間しかない為どこに行くか絞らないといけない。小浜城へも行きたいと考えていたが道路の閉鎖もあって没。本来の予定通り小浜市鯖街道ミュージアムへ向かう。道中には蘇洞門巡りへの船場であったり、有名な老舗の笹漬け屋?さんや酒饅頭屋さんがあって誘惑に引っ張られないようにするのに苦労した😅
 駅方向に戻ってきて目当ての小浜市鯖街道ミュージアムを見学。熊川宿に実際に訪れたからかここが鯖街道の起点か!となんか嬉しくなる。(アーニャ、ワクワク的な?)中の鯖街道の展示は熊川宿のとほぼ同じであった。が、ここには地元の高校生達が作成した"小浜暦"のパネルが展示されているという特徴が。地方の若者の流出が多い地域は、将来出ていってしまうにしても学生の頃に自分達の地元の良さを学んで理解しておくことが大切だと私は考えている。なのでこの取り組みは素晴らしいと思った。上手く言葉にできず申し訳ないが、お話しをしたミュージアムの方も「地元を知ることは良い事だし大切だ」と仰っていた。小学生くらいだと親の力を借りるかもしれないし、もしそうだとしたら親にとっては地元の良さの確認になるため、双方にとって良いことなのかなと思った。この他にも昭和などの昔の様子や、トリック写真の撮影など全体的にとても親切にしてくださって心が温まった。ありがとうございました。

鯖街道起点
地元の高校生が作った小浜暦
トリック写真

 田村長でお土産の鯖缶を買い、駅に戻って、1654発普通東舞鶴行きに乗車。この区間だと若狭本郷駅が1番乗り降りが多かった印象。

小浜駅

舞鶴night

 約50分電車に揺られて東舞鶴駅に到着。宿まで1.5キロ。道は平坦なんだけど1日かなり動いていたから疲労が溜まっていたのに加えてキャリーを引きっぱなしだから手も限界きていて、ほんとにしんどかった。碁盤の目のような街中を歩いて、この日の宿:ポートシャインホテルに到着。
舞鶴港に面した部屋で正解だった。

サンセットと船
オフショ?


 荷物を整理して夜ご飯へ。何も食べるかに散々迷い、小浜市鯖街道ミュージアムで「海産物(お寿司)美味しいよ」とおすすめされたのを思い出してお寿司にすることは決定。しかし想像以上に所持金が減っていてそこからさらに悩む。即断出来ないタイプなのでかなり時間がかかったが、銀八寿司さんに決定。お金がないが美味しいお寿司という誘惑には負け、1番いいお値段の握りセット?と単品数個を注文。(先程の不安はどこへ…)人生2、3回目かのカウンター寿司!普段はすぐ酔ってしまうのもあって飲まないお酒も注文。部屋に帰ってきて冷静になった時にお値段見て震えたけど美味しかったから良しとする。食べ終わってから宿に戻る道、閉店と交通量減少の時間帯の為灯りが少なくて怖かった…

1人では初めてのカウンター寿司
食べかけすみません…。
これを機に食べ方を覚えたい。
夜の舞鶴港

これにて2日目終了。
行ってみたかった所、食べたかったもの、いろいろ経験できて幸せでした。
熊川宿の鯖は本当に美味しかった!小浜線は本数少ないけれど、近江塩津からのバスは1時間に1本はあったはずですし行きやすいかと…。是非訪れて食べてみてくださいね!!
まだまだ続きます(震え)…
to be continued!!!


お土産コレクション


【参考】
熊川宿HP https://kumagawa-juku.com
御食国おばま食文化会館HP http://www1.city.obama.fukui.jp/obm/mermaid/
小浜市鯖街道ミュージアムHP https://www1.city.obama.fukui.jp/kanko-bunka/kanko/meshoto/77.html

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