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思いをもって仕事に取り組む人こそ、Netflixで嵐を見るべき3つの理由

 思いを持って仕事に取り組む人は、成し遂げたいことがある・実現したい世界がある。そのために、日夜自分の役割を果たし、様々な人と関わりながら仕事をしている。つまり、そういう人は往々にして忙しい。

しかし、そんな仕事に熱意をもつ忙しい人にこそ、Netflixで嵐のドキュメンタリー『ARASHI's Diary -Voyage-』を見てほしい。何かを成し遂げたいと思い仕事に向き合う彼ら5人の姿に、同じく熱意と誇りをもって仕事に取り組んでいる人こそ励まされるはずだ。今回は独断と偏見で、忙しい人の励まされポイントを3つ挙げる。


①尋常じゃない忙しさに励まされる

世の中には数多の忙しい人がいる。経営者・起業家をはじめ、様々な人の仕事の上に私たちの生活は成り立っている。しかし、普通の人は自分の24時間・1週間の過ごし方を発信したりはしない。なので忙しい人たちの姿を知ることはあまりない。知らないと自分と比較することもできないので、自分が相対的にどのくらい忙しいのか、自分の立ち位置を把握することが難しくなる。
通常であれば、アイドルの日々の動き方を知る余地もないのだが、今回は第1話でその一部が描かれている。

2019年11月9日、東京で天皇陛下即位の奉祝曲を披露し、その日の夜にアジアツアーに出発していく姿が描かれている。
その後二日間でバンコク・ジャカルタ・台北・シンガポールの4都市を回り、帰国後、櫻井氏はそのまま23時からのNEWS ZEROの生放送に臨んでいる。
研修講師をしている知人は、嵐ってこんなに働いているんだ、としみじみ思ったことが、その後シリーズを見ようと思ったきっかけだったと言っていた。

日々忙しいし、仕事は大変だ。大変だと思うけれど、このエピソードを思い出すと、もうちょっとだけ頑張ろうかなと思える。励まされるというか、ただただ尊敬だ。

ちなみに忙しさは相対的ではなく絶対的なものなので、自分がしんどいなと思ったら絶対に休んだほうがいいです。念のため。嵐の体力と、あなたの・そして私の体力はそれぞれ違う。


②地味なことの積み重ねの大切さに励まされる

会議や企画書をまとめるなんて派手な方の仕事で、メールを返す・連絡する・日程調整する・数字を入力するetc.etc.・・・その他多くのの地味でめんどくさく、大して変わり映えのしない作業で仕事の多くは構成されている。

しかし、あんなに華やかな嵐のコンサートをつくっているのは、衣装の生地一つ一つまで決め抜く日々の打ち合わせ・パフォーマンスの練習・その他多くの地味なことの積み重ねだと気づく。

日々の仕事に埋もれ、ちょっと「いつもの仕事」をないがしろにしたくなるとき、一つ一つの意思決定が、一つ一つの地味なことの積み重ねが、最後の大きな成果に繋がっていくのだということを示してくれる。これは間違いなく励みだ。

あなたが日々やっている日常の仕事がめんどくさいなとおもったとき、ちょっとダラけそうになったときは、日常の積み重ねを思い出す第3話をご覧いただきたい。


③チーム間コミュニケーションの素晴らしさに励まされる

仕事をしていくうえで、誰かと関わることは避けられない。同じ社内で働く人々・クライアント・その他多くのステークホルダー。様々な立場で、様々な思いを持った人と一緒に働くことになる。全員が同じ思いを持てていればいいが、誰もがあなたと同じ熱量ではないだろう。むしろ熱意があるからこそ、なぜ分かってもらえないんだ、と悲しみながら働いていることも多いはずだ。

嵐の5人はもちろん、スタッフも含めて全員プロフェッショナルで、意識も高く、共有できていることも多いだろう。それでも、まだあんなに言葉を尽くして意見を交わし、互いに伝えようとしている。
 なにより、今回の活動休止に際して2年間もメンバー同士で話し合い、およそ2年前にファンへ発表しているという事実からも、いかに彼らが言葉を交わしてコミュニケーションをとってきたのか、取ろうとしてきたのかを知ることができるだろう。そしてそのコミュニケーションを可能にしている互いへの高い信頼と尊敬を感じることができる。
また、新たなステークホルダー(海外プロデューサー等)とのコミュニケーションでも、自分たちの方向性を示したうえでコミュニケーションを行うことで、より高いレベルで次の展開を行っていると感じる。(詳細は第10話参照)

自分はどれだけ言葉を尽くせたのか?
相手の話を聞いて、受け入れようとしたのか?
信頼・尊敬できる関係性をつくれているのか?

そう考えたら、まだまだやれることがあるのではないだろうか。このあたりのコミュニケーション方法はチーム運営に悩んだことがある人はぜひ見てほしい。

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あなたの仕事は何よりも尊い。あなたの存在はそれだけで素晴らしい。
だからこそ、へこんだり次に向かうときに、彼ら5人の姿が少しでも励みになれば幸いだ。

ありがとうございます。喜びます。