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Bリーグの試合はスポーツ観戦初心者でも楽しめるエンターテイメント

10月1日、たまたまタイミングが合ってBリーグの富山ブレイブサンダース対サンロッカーズ渋谷の試合にいってきました。開幕戦ということで、会場もとても盛り上がっていました。

回数としてはサッカーの試合を見に行っているほうが多いですが、バスケの試合は本当にエンターテイメントとして現代向きだなあと思ったので書き残しておきます。
サッカーがテレビなら、バスケはTiktoc。
もちろんどちらの良さもあるのですが、あえて比較するような書き方になっていますがご了承ください。

得点がどんどん入る

バスケの試合は、とにかく相手にも自分にも得点がどんどん入る。細かいルールとかファウルとかあまりわかっていなくても、とにかく「ゴールにボールを入れたら得点になる」が分かっていればOK。
スコアが常に変化する
ので、どちらが有利なのか、負けているのかがサッカーに比べると圧倒的にわかりやすい。
サッカーは、バスケに比べると圧倒的にスコアの変化が少ないので0-0の状況をどのように捉えればいいのか(どっちが勝っているのか/負けているのか)判断するのが難しい…。私もいまだにわからないことも多い。。

攻守の切り替えがわかりやすい・早い

コートが狭いので、ボールを持つチームがかなり早く切り替わる。そして攻守が切り替わると掛け声が変わるので、ホームのチームが攻めているときはこの掛け声、守備のときはこの掛け声。と切り替わってどちらが攻めているのかもとてもわかりやすい。
スピードをもって攻守が切り替わることも、初めての人でも間延びせず楽しめるポイントでもあるかなと思いました。


エンターテイメントとしての幅が広がる

Bリーグはリーグ開幕の時にフリフラ(嵐ファンにおなじみ、自動制御で色が変わるペンライト)をプレゼントしているのですが、エンターテイメントの要素をとても大切にしているんだなと感じました。以前千葉ジェッツの試合に行ったときもハーフタイムショーの時に炎が出てきてエンターテイメントとしての本気を感じた。そんなに手間とお金をかけるものなのだと。めちゃくちゃ盛り上がっていた。
もちろんチームごとに、なににお金をかけるかは違うのですが、室内なので試合時間に関わらず室内を暗くできて、フリフラを含めた照明を存分に活用できるのはエンターテイメントショーとして大きなメリットだなと感じました。
室内だと人が少なくても手拍子も響くので、一体感も生まれやすいし、冬でも寒くない!真冬に厚着してカイロを貼ってまでサッカーを見に行きたい!っていうのは好きだからこそ。

とはいえ屋外競技でも国立競技場のコンサートとか、野外フェス(外:ただし夏)も外でやっているので、屋外だからこそできることもあるはず。花火…とか、光の演出のダイナミックさとか。
コンサートほどの演出をしてほしいとかは全然思わない(むしろ選手のために使って)のですが、楽しんでもらうための幅はまだまだ広げることはできそう。

いろいろなエリアで試合ができる

これは意外と大事だとおもっていて、Jリーグの地方クラブはだいたい県庁所在地とか県内の大きめの自治体とかで試合をすることが多いわけですが、
プロの試合をするためのサッカーコートを持っている自治体はそんなに多くはないと思うのです。
でも、バスケットの試合が実施できる施設は意外と多くの自治体にあるのではと考えると、自分の家の近くの、地元の体育館でも試合が開催される。
ということでわざわざ遠方の会場までは足を運ばない人にも試合に来るハードルが下がる効果もあるなあと思いました。近くなら行こうかな、ってなる人は絶対にいるはず。
富山の試合当日も学校の部活帰りと思しき中高生が友達同士でたくさん来ていました。箱が小さいからそう感じたのかな…?



ということで、バスケは気軽に見に行っても楽しめる良きスポーツエンターテイメントでもあり、地域の人を楽しませ勇気づける素晴らしい機能を持っているなと改めて思ったのでした。

そろそろちゃんとアルビBBの試合を見に行きたいです。

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