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Sweet Dreams

Congratulations!

🎂

7・13

NON & AKINA



中森明菜さんが歌うユーリズミクス
SweetDreamsのカバー

音割れしたノイズのようなエフェクトや
明菜らしい迫力ある歌声がカッコいい。




こちらは本家本元、ユーリズミクス
Sweet Dreams の MV

Eurythmics, Annie Lennox, Dave Stewart Sweet Dreams (Are Made Of This)
(Official Video)


以前から気になっていたMVだが、意味がよくわからなかったので、歌詞については、下記のブログを参考にさせていただきながら、映像を中心に考察を深めてみたい。
独自の妄想なので、本来の主旨とはちがってしまうかもしれないが。

コメントができないので
勝手にリンクを貼りました。m(_ _)m



Sweet Dreamsが生まれる地球

海神ポセイドンを向こうに回し
七つの海と五大陸を制覇した人類

こんどは地球外へ旅立つのか?

パソコンでMVを編集したり
ディスクが拡散するような効果は
ウィンドウズ出現の予言だろうか?


参考:ウィンドウズ3,1の懐かしいCM



牛とかアイマスクは
何かのメタファーかな?


デジタル社会(今はスマホ?)を
盲目的に受け入れ(目隠しされて)
家畜化される人類?

弦楽器を奏でる二人の
アイマスクから覗く目玉は
「心の眼」の象徴だろうか…?


40年前のMVは、まさに今の私達に強く何かを訴えかけているように見える。

とりわけ日本はいま「報道の自由度ランキング」世界第70位というドイヒ~な評価が出ている。

要するに、情報が人々に正しく伝わっていない(目隠しされている)ということ…?

反面、ネットの世界では出所不明なあらゆる情報が蔓延している。

どういう基準で評価されているのかわからないが、個人が投稿したネット動画などの一部は、フェイクや陰謀論のレッテルが貼られ、極端な場合は、コンテンツ自体が遮断、削除されてしまうのだそうだ。

まるで共産主義体制のような言論統制が敷かれているみたいではないか?

いったい何が報道の自由を妨げているのだろうか?

政治や経済界のいわゆるステークホルダーと呼ばれるものか?


「好き」に正しさなんかいらない


と書いたが
人々が求めているのは

事実に基づく正確な情報


であって

「正しさ」を押し付けられる


ことではないはずだ。

「正しいかどうか」を判断するのは
情報を受け取る個人の裁量であって
マスメディアや政府ではないはずだ。

それが民主主義の基本だっ、、、


な~んて、いまさらムキになって語っても仕方がないか…?

おそらく今に始まったことではなくて
ずっと昔からあったことだろう。

最近になって、自分がようやく
気付き始めただけなのかもしれない。



映画Ribbonから読み解く

SweetDreams🎀


映画『Ribbon』の主人公、いつかは嘆く。

世の中の人たちみんな
芸術なんかなくても
生きていけるんだって



感染症蔓延防止の緊急事態のなかで、エンタメや芸術活動は「不要不急」の対象となり、美大の卒展も中止に追い込まれた。

現実では、予定されていたのんちゃんのライブも中止を余儀なくされ、オンラインでの開催となった。

時とともに、記憶は薄れつつあるが、たしかに〝あの時〟は芸術やエンタメだけではなく、あらゆる業種の活動に制限が加えられた。

企業収益は落ち込み、事業所の家賃や保険料などの固定費の支払いにも苦慮するありさまとなった。

これではいつかの母親のように、芸術に理解を示す気持の余裕も無くなる。

でも、芸術を理解できないのは、はたして「緊急事態」のせいなのか?


目先のコスパ
数字に追われる日常



「あんなの作品じゃないでしょ」
と言う母親の真意には
「芸術でメシが食えるの?」
という問いがあるのだろう。

もはや年齢に関係なく
追い求めるのは、目先のメリット
やコスパだったりする。

感染防止の完全防備で
『不要不急』に染まってる母親や妹たち。

「キモい、キモい」と言うが
「キモいのはお前たちの方だぞ!」
と、言いたくなる。


円安だとか、株価が最高値だとか、電気代が跳ね上がったとか、否応なく目先の数字ばかりが目に入る。


あの牛クンたちが食む牧草(ヘッジ)は、デジタルデータ、数字のメタファーか?

「芸術なんかなくても生きていける」という牛クンたち(プレーヤー)は、いずれディーラーに食われて(ステーキにされて)から気付くのだろうか?


芸術とは、人間にとって本当に大切(好き)なもの…、それが見えている人が表現したものだろう。


音楽や芸術が、心の眼を開いてくれるのならば、もはや報道の自由とか情報のディスクローズなんていらないのかもしれない。

必要なのは、闇を暴くことではなく、希望の光を見出だすことだ。

と、ここまで書いておいて、何か大事なポイントを見逃しているような気がしたので、今一度MVをチェックする。


パソコンばっかり
やってるんじゃないよ!

みたいな檄を飛ばしているように見えるが
その後ふたり並んで瞑想に入るような場面。

やがてアニー・レノックスの額に朱色の印が着いていて、後ろのディスクとオーバーラップする。



いわゆる第6チャクラ
サードアイ(第三の眼)の開眼を
意味しているのだろうか…?

背景のディスクは
松果体がアクセスできる
と云われるいわゆるアカシックレコード
のメタファーか…?

以下、wikipedia『ユーリズミクス』より

レノックスが幼少期にヴァルドルフ学校で学んだ、ルドルフ・シュタイナーが提唱した舞踏芸術(Eurythmy、オイリュトミー)の授業から、ユーリズミックスとした。


なるほど…

80年代のニューエイジミュージックらしいヒーリング的な曲調だが、むしろ甘い夢にまどろむというよりも

感性(心)の目を覚ませ!

と、気付きを強く促してくるようだ。

それは、AIやロボットによって
人間の尊厳が希薄化してゆくような
時代に至って、より強く響いてくる

芸術なんかなくても
生きていける

なんて言っていられない。

人類が持つ、さらに高次元の感性を
磨いてゆく可能性…

ユーリズミクスとのんは
数十年の時を超えて
同じ問いを
私たち(世の中の人たち)に
投げかけている…

そう思えるのだ。



Hold your head up、movin' on

Keep your head up、movin' on


上を向いて、前進せよ

自分を信じて、前進せよ




VOGUE WORLD(2023年  London)
エンディングでのアニー・レノックスによるサプライズパフォーマンス

53分あたりから



アニー・レノックスの背中に
何か書いてありました?

.
追記

本文で「牧草(ヘッジ)」と書きましたが、誤りでした。ヘッジとは、生け垣とか垣根のことだそうです。お間違えなく。

ヘッジとは「避ける」という意味もあるようですが、金融・投資分野でいう「ヘッジファンド」とは、リスクヘッジ(リスク回避)されたいわゆる富裕層だけが安全に取引できる金融派生商品だそうです。

なるほど、牧草ではない本当に美味しいところは富裕層が独占し、それ以下の投資顧客は残念ながら、食われる側の「牛くん」なのかもしれません。気をつけましょう。

ちなみにステークホルダーのステークにも、杭とか柵とか、ヘッジと似た意味があるようで、興味深いです。