見出し画像

両胸を乳がんで失う。母の気持ちを思うと聞くに聞けないビビりの私

12月「胸にしこりがあるの」と食事中に何の気なし話されて
「明日病院行った方がいいよ」と年末最後に病院へ
(もっと早く話してよ と心の中で・・・)

四半世紀前に、右胸を乳がんで全摘出している母
3年前には、パジェット病 で手術を受けました。(経過は順調)

病院は、前回乳がんを手術してもらった病院で
主治医(執刀医)の先生は既に別の病院に移っておられますが
手術の時にいらした先生が初診をしてくださいました。

すでに覚えてはいませんでしたが(当たり前ですが)
執刀医の先生のお名前を出したら「自分もかかわっていたよね」
的な話をされました。

「最終は、検査結果を待ちますが、乳がんですね。」

三年前の手術の時も、「年だからこのままで良い」と母はのたまう
私が「痛くて苦しんだりするなら手術した方がいいと思う」と話して手術と治療を納得してくれました。

ここまでが年末のお話です。

12月は、身近なショックなことが多くて動揺している所に母の病気

画像1


年も明けて、再び病院に行きました。

マンモグラフィー、CT、MRI を受け「粘液がん」と診断されました。
初診の先生は、既に手術はしていないようで別の先生を紹介されました。

新たな担当の医師は「おばあちゃんのがんともいうんですよ」とのこと。

「粘液がん」の説明や、今後の検査や手術について相談していきます。
なるべく母に決めさせようとしていたのですが、淡々と話を聞き

「年取っているし治療をしなくても」と先生に言った母
(納得したんじゃないの・・・)

「手術をしない選択肢はない」と先生一刀両断!

母も観念したようで「早く手術をしたい」と要望し、
仮押さえで 2/9(水)を予約しました。

私にその姿を見せないようにしているのか、くよくよ悩んでいる感じはないのです。そんな状況で私から、色々聞くのもはばかられて・・・

母の気持ちも分かる。

でも、確実に治ると分かっているのに治療をしない選択はないと思っています。ただ、手術は全身麻酔。コロナ禍で病室には行けない。
たまに、入院で ”痴呆” が起こることがあるという事が心配です。

乳腺穿刺細胞診はもちろん、高齢者ということもあって内臓CT、血圧、心臓などなど検査を行いました。

今日検査結果を聞きに行って、検査結果は良好だったので安心しました。

でも、外科病棟でコロナ新規感染者が出てしまったとのこと。
2/9(水)手術予定が、ずれる可能性もありそうです。

来週もまだ検査が続きます。来週末には手術をいつできるかが分かります。

画像2

ベランダからの朝日を見て、不安・心配事を吹っ飛ばして
母の復活を祈って・・・

何とかやっていこうと思います。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?