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新型コロナウイルス感染症陽性者療養記(私の場合は軽症だった)

私の備忘録として、初めて発症した私がどんなことを経験したか書き込んでおきます。
誰かの参考になればうれしいです。


【発症初日】

喉に違和感を感じ、早朝目覚めました。
もしかして『コロナ』と頭の隅に浮かびましたが、そのまま二度寝してしまい、次に起きた時はのどの痛みも消えていました。
その日夕方まで、何事もなく元気に過ごせました。夕方熱が出始めたので、連絡はせず自宅にある解熱剤を飲んで過ごすことにしました。


【発症2日目】

どんどん熱が上がっていきます。これはヤバいと まずは、自分の住んでいる役所のサイトを見てどこに連絡すればいいかを調べました。

窓口は2種類書いてありました。
『かかりつけ医がある場合』
『かかりつけ医がない場合』

私が普段かかりつけとしているのは総合病院ですが、発熱外来もやっていないので今回は役に立たないことが判明(失礼ですかね)
発症が土曜日夕方という最悪な時だったので、日曜日に連絡できるところは限られていました。

東京都発熱相談センター(看護師、保健師が対応)
●電話番号:03-6258-5780、03-5320-4592(24時間、土日・祝日を含む毎日)
●対応言語:日本語、英語、中国語、韓国語、ベトナム語、タガログ語、ネパール語、ミャンマー語、タイ語、フランス語、ポルトガル語、スペイン語

東京都サイトより

24時間対応の東京都発熱相談センターに電話をしました。
とても丁寧に、色々教えていただきました。休日診療の発熱外来を3か所教えていただきました。そのあと電話してみましたが、電話中の音がむなしく響いていたり・・・
やはり、日曜日は難しいようで 当日は諦めました。


【発症3日目】

朝、昨日聞いた別の専用ダイヤルにかけてみました。

東京都発熱相談センター 医療機関案内専門ダイヤル
●電話番号:03-6732-8864(24時間、土日・祝日を含む毎日)
●対応言語:日本語

東京都サイトより

自宅に近い発熱外来の住所や電話番号を教えてい頂きました。かかりつけの総合病院のことも言われましたが、電話をして「発熱外来は今はやっていない」と言われたことをお話ししました。

自宅から近い3か所に 午前9時から順番に電話をかけ続けること1時間半
電話に女性の声が聞こえてきた時は、「やったー!」と心の中で叫びました(笑)

電話かけまくっていたのが、これは辛かった!
なんせ、38.8度ありましたから
おでこに『冷えピタ』、首に『アイスノン氷結ベルト』解熱剤飲んでるのに
解熱剤を飲んでいなかったら40度超 もあったのかも


発熱外来は診察時間外のようで、午後5時半 予約が取れました。
「解熱剤を飲まないで来てほしい」と言われ飲んでいないので高熱MAXの状態で、徒歩10分の病院に向かいました。

外気と自分の熱で、マスクの中は汗ぐっしょり状態で診察を受けました。
PCR検査を受け、10日分の風邪薬と解熱剤を処方してもらい
翌日検査結果出るまで、自宅待機です


【発症4日目】

昨日まで発熱だけだったのに、風邪の症状が
咳、のどのイガラッぽさ、鼻水
咳がどんどんひどくなります。

午後4時ごろ、医師から電話があり新型コロナウイルス感染陽性者に確定されました。

医師から現在の症状を聞かれ、咳のことをお話しして薬の調整を伺いました。ここで「HER-SYS」の説明も受けましたが熱で良く分からず
保健所からSMSメッセージが来ることだけ記憶していました(笑)


【発症5日目~10日目】

発熱外来で医師から「パルスオキシメーターを貸し出してもらうように」と窓口の資料ももらっていたので、申し込みましたが自宅療養者が急増した今、貸し出し対応に追いつかない現状を聞きました。

私の場合は、申し込みから2日で届きました。

東京都自宅療養サポートセンター(うちさぽ東京)専門ダイヤル
●電話番号:0120-670-440(24時間、土日・祝日を含む毎日)
食料品配布・パルスオキシメーター貸与
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/shien/uchisapo_tokyo.html

東京都福祉保健局サイトより


発症6日目には、平熱に戻りました。口唇ヘルペスはできましたが息苦しいこともなく パルスオキシメーターの数値も正常値でした。

発熱外来の医師からは、発症日から10日間療養期間として同居者と部屋を分けること。食事も別。お風呂は同居者を先に最後に入る。
タオルは共用しない。もともと洗顔もバスタオルも一人1枚の家なので問題ないよなぁと思っていたのです。

が、ありました共用タオル。トイレのタオルです。
療養中は、ポッケにタオルを入れて過ごしました。

厚生労働省サイト
厚生労働省サイト

私の療養期間は、風邪の症状 のみ
陽性者としては、軽症 だったのです。

ただ、高熱は辛かった 途中から咳がひどくて頭痛もあって
前半の療養は最悪です。食欲もなくて 通常の半分くらいかなぁ
1回だけ食べられなかっただけなので、体力も温存できたようです。
食べるの大事ですよねぇ!!



【自宅療養中の気になったこと】

部屋、食事、タオル、ゴミ 分けていますが、洗濯はどうすればいいのか?
食器洗いはどうするのか?

熱の高いときには、気が回らなかった。
熱が下がってきてから、「あれ、いっしょに洗っていいの?」
厚生労働省・保健所のサイト見ても書いてない。

検索にヒットしたのは、どちらも去年の情報
新しいものが検索に引っ掛からない。

どちらも「感染者と健康な人の食器、衣類を一緒に洗っても安全。多くの水で洗い流し、完全に乾燥させる。」

我が家もいっしょに洗っていましたが、同居する家族には感染しませんでした。


【濃厚接触者】

家族・同居者は濃厚接触者にあたります。自宅で過ごすので完全な隔離はできていません。発症から自室で過ごしましたが、トイレ・お風呂は共用です。高齢の母に感染しないか心配でした。

5日間の待機期間を経て、家族は抗体検査を受けて陰性だったのでホッとしました。

厚生労働省サイト



【陽性者の療養解除】

医師からも10日間療養待機と言われましたが、そもそもいつから数えて、いつ終了なの?
調べたところ『症状が出た日を基準』となるようです。

厚生労働省サイト

東京都福祉保健局に目安算定ツールがあったのでやってみました。

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/waitperiod/waitperiod.html

療養期間終了日翌日から「HER-SYS」のSMSメッセージが来なくなったので、療養終了ということで
通常生活に戻りました。
しばらくは、テレワークが主で仕事をしていくつもりです。



2020年から私たちの生活を脅かしている ”新型コロナウイルス感染症”
気が付かないところで、誰かが私の(誰かの)生活を支えてくださっていたのだと 今回の件で、つくづく実感しました。

東京都発熱相談センターの皆さん
東京都発熱相談センター (医療機関案内専門ダイヤル)の皆さん
東京都自宅療養サポートセンターの皆さん
発熱外来を運営する病院、医師、看護師、受付他 医療従事者の皆さん


皆さんのお陰で、無事療養を終えることができました。
ありがとうございました。




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