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アーユルヴェーダの真髄に触れて感じたこと

アーユルヴェーダの本場、南インドのケララで1週間の入院治療を体験してきました。

これまで西洋医療に関わってきた経験から、それとは違う種類の医療についても知ってみたかったのと、サイエンスとは別の視点からこれまで携わってきた医療を見つめ直してみたいという想いから施術に臨みましたが、実際に経験してみてその奥深さに驚かされました。

やはり特徴的なのはオイルマッサージですが、それは数ある要素の一つで、朝夕のヨガに始まり完全菜食の薬膳料理に至るまでの規則正しい生活リズム全体をアーユルヴェーダと呼ぶならば、それは医療というよりもライフスタイルだと思いました。

そんな毎日を過ごしていると改めて規則正しい野菜中心の食生活がいかに私達の体調を整えてくれるのかということに気付かざるを得ません。実際に体験者の多くが元の生活に戻った瞬間、その変化に対応しきれずに丸一日寝込んでしまうということも自らの体験を通じて実感しました。
ベジタリアンであることはそのようなヘルスケアの観点からだけでなく、殺生をしないという倫理的観点からも、これからの生き方として非常に大切な価値観だと思いました。

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