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YouTubeよりもニコ動派。

タイトルの繰り返しになりますがね、YouTubeよりもニコニコ動画派なんです。
前にもチラッと書いたけどもう12年ほどプレミアム会員やってます。
月500円×12ヶ月×12年=総額72000円に消費税を払ってます。
野球の動画番組のプラットフォームもニコニコチャンネルでした。

というのも、簡単に言うとファンだからです。
あとできるだけ日本の企業にお金を払いたいという信念もあり。
巡り巡って日本の経済に微力だけども貢献できるし。

右から流れるコメントに「みんなで見ている」というのが好きでして。
それに笑わされたり感心したり、その画面を見るだけでいろんなコトを共有しているのが好きでして。
お約束のコメントとかね。

でも、それを取り巻くニコニコ文化はそうでもない。
別に超会議に行きたいと思わないし、アニメもそんなに見ないからそっちに傾倒しているわけでもなし。
所謂オタク文化に住んでいる僕ではないので、あまりそっちに行かれても僕は行かないし。

機能の改悪や画質の悪さ、時間どおりに終わらないメンテなどサービスとしてYouTubeに比べて格段に劣りますが「コメントが流れる」という一点が好きなんです。

最初期のニコニコ動画はYouTubeの動画にタダ乗りしてコメントを流すサービスでしたが、そりゃあYouTubeも怒るわけでニコニコ動画を締め出したのです。
そこでイケイケだったドワンゴが「自前でやったるわ!」とあっという間に自前の配信システムを作ってサービスを再開して、今のニコニコ動画に至るのです。

それに前後するタイミングで、これも前にチラッと書いたけど「受信したメールに対して見合うメールを送り返す」サービスもやっていましてね。
そこから畑は違うのに素早く動画共有サービスを展開したのには驚きましたよ。
動画サイトの構築の大変さを身を以って知っているので。

今はガンガンにプレミアム会員が減ってファン離れも激しいニコニコ動画ですが、それでも「日本最大の動画共有サービス」なんですよね。
世界最大ではないという所がミソ。あくまでも日本最大。

僕自身が文化的なグローバリゼーションに懐疑的な思想なので、世界は世界、日本は日本でいいと思うんです。
ヨソはヨソ、ウチはウチの精神。
世界が全てではないですし、日本も世界の一部でありますが、同時に他の国や地域とは全く異なる文化圏と経済圏を持っていますから。
日本の内需、なめんなよと。

それにやっぱり動画投稿者の創作意欲や熱量は、日本ではニコニコ動画の方が上だと思うんですよね。
ゆっくりボイスやボイスロイドを使ってたり、イラストを自分で描いたり。
良い意味で「同人文化」が発揮されていて手間暇を惜しまず作っている投稿者が多いのがニコニコ動画だと思うわけです。

YouTubeも見ますけども、やっぱりニコニコ動画の方がいい。
結局帰ってくる。
画質が劣ると言ったって全く見られないレベルじゃないし、最近はコメント数の減少でファン離れを実感しているけどもそれでも面白い動画やコメントは多いし。
最近だとニコニコチャンネルも個人で開設できて(僕の時は法人じゃないとダメだった)マネタイズも容易になった。

あと、これはチャンネル運営者としてだけども。
ちゃんとドワンゴに「日本の営業」がついていて、ちゃんと営業をしてくれるというところ。
これは本当に助けられた。
チャンネル開設が年末に近い時期だっだけども、本当は「年明けじゃないと無理です」と言われ。
いやいや、正月前にリリースしたいんです!とドワンゴ本社に直接行って企画を営業さんに見せたら「面白いですね!年内にリリースできるように調整します!」とご尽力頂きまして、年内のチャンネル開設に至ったわけです。
枠があったら広告しますとも言われ、実際に推してくれたし。
YouTube相手にはできないこと。
日本の企業だからこそできること。

一連のあれやこれやで本当にファンが減ってきているけども、本当に踏ん張って欲しい。

また、面白い企画持ち込むから。