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人が人らしく生きられる土地、北海道。

この写真は2018年9月6日9時45分に撮った札幌市東区の空。
つまりは北海道胆振東部地震が発生して6時間38分後の写真です。
確かこの日は9月の北海道にしては暑く、スマホの写真情報によると25℃とのこと。
地上では停電だの断水だのライフラインがズタボロで。
近所のセイコーマートが営業していたので、買い物を済ませその帰りに撮ったものです。
災害に強いセコマ、最強です。

それでも空っていうのはお構いなしに真っ青で。
意気揚々と青空を掲げ、太陽は燦々と輝いて。
まあ、それで少しホッとしたと言うか、気は滅入ったけども雨よりはマシかなと。
47の都道府県庁所在地で最も災害リスクが少ない、と言われてきた札幌。
でも、地盤は結構悪く。
札幌市東区は震度6弱。
40年ばかしの人生のうちで最も大きな地震に札幌で遭遇するとは思いませんでした。
雪害は毎度のことだから慣れたけども。

2枚目は美唄市街地から国道275号に繋がる道道33号。
もう8年ほど前ですが、美唄市で半年ほど働いていまして。
同じく美唄市には「日本一直線長い国道」で有名な国道12号が通っているのですが、渋滞がヒドいので少し遠回りの国道275号を使っていました。
自宅からおよ60km、大体1時間半弱の距離です。
距離は少し短いですが、東京ならば八王子から都心までの距離感でしょう。

この写真は仕事帰りに撮った一枚です。
かなりまっすぐ。
クルマをちょいと止めて撮りました。

真っ直ぐだけども向こうには山があり。
だからこそ真っ直ぐ感も山も映える。

札幌市内も言わずもがな。
大通や札幌駅、すすきのに行っても山々が見渡せます。

何処に居たって自然を感じられる。
何処に居たって美しい風景がある。

東京から移住して12年経ちますが、もう戻りたくないなというのが本音です。
我が家の近所には小さいながらも玉ねぎ畑もあり。
だからといって街から離れているわけでもない。
タクシーの深夜割増でも1700円程度で帰れます。
距離にすると5kmほど。
程よく田舎で程よく都会。
生きていて丁度いい具合。

僕の地元は台東区・荒川区なのですが、日比谷線が一番混む区間。
北千住で乗った人たちは上野や銀座、霞が関まで降りませんから。
乗るのも一苦労。
ケツで人を押し込んでドアのギリギリに立ち、閉まったら人とドアに押しつぶされる。
それを当たり前に感じていましたが、そりゃあケツで押された人もムッと来るだろうし、そういう事をしている自分も居る。

僕が住む札幌の我が家から街まで出る時はバスを使います。
本数は少ない、30分に1本ですが路線が多いので15分に1本の間隔。
1分1秒でも惜しいわけでもなく、家でタバコを吸い、丁度いい頃合いに家を出る。
そしてほぼ確実に座ることができる。
街までおおよそ15分。
交通のストレスも皆無です。
冬場は時間どおりにバスは来ないけど。

では、最後は飯テロして終わります。

#北海道のここがえーぞ