8月3日の日記「週に1回、感謝の300円」


 4時間半睡眠で、午前中はグロッキー状態だった。なんか、日曜日は平日よりも夜更かししちゃうんだよな。毎度、日曜日で余裕あるんだから、早く寝て月曜に備えろよって思うんだけど、つい4時とかまで起きてちゃう。理由の1個は、日曜ってだいたい昼まで寝てるし、1日中お家にいてそんな疲れてない(と自分では思ってる)しで、あんま寝なくても大丈夫じゃね? と思っちゃうこと。もう1個は、寝たら日曜日が終わって、月曜日が来ちゃうので。寝るって行為は、能動的に1日を終わらせる行為ですからね。しかも、一瞬で。少しでも日曜日を生かす為に、少しでも月曜日を遠ざける為に、俺は夜更かしをするのである。



 月曜日と言えばジャンプ曜日よね。今の連載陣だと、呪術廻戦とチェンソーマンがツートップかな。どっちも今めちゃめちゃスリリングな展開で面白い。てかさ、どっちも普通に主要キャラ死にすぎでは? 俺が1番読んでた、ONE PIECE・NARUTO・BLEACHの最強クリンナップだったジャンプは、敵はともかく味方は全然死ななかったと思う。三枚看板、全体を倒してもONE PIECEはエース、NARUTOは自来也とアスマとネジ(ネジ、トップクラスに好きなキャラだったのに、かなり雑な死に方して悲しかったな……)、BLEACHでは……卯ノ花さんくらいか? 当時のジャンプ、「もしかしてこいつ死ぬんじゃないか……?」みたいなスリルは、あんまなかったように思う。その点、今のジャンプは結構シビアよな。鬼滅もガンガン味方亡くなってたし。でもそれがウケてるんだから、今の少年たちの感性が変化したのか、もそもそも読んでるのが少年ではないか、それとも。

 呪術もチェンソーも激アツとはいえ、やっぱ『ハイキュー!!』ないのは痛いな……。あと、呪術もチェンソーも伏線とか緻密な漫画だから、一週おきよりもまとめて読んだ方が面白そうだし。うーむ、ジャンプ定期購読する意味が、あんまなくなってるかも……。いや、意味はあるか。少年時代、僕は妹の友達のお父さんからタダでジャンプを譲り受けていたわけで、集英社にはそのぶんの貸しがある。それを返せたと思えるまでは、たとえ読む漫画がゼロになっても、俺はジャンプに貢ぎ続けよう。コンテンツにお金を払うことに対しては、腰軽でいたいなって思う。楽しませてくれた感謝と、これからも作り続けて欲しいという願いを伝えるために、とりあえずお金を払っておけば間違いないだろう。なんか廃課金勢の言い分みたいになってるな。ちなみに、ソシャゲで課金したことはないけれど、適度に金を払う方がむしろ健全だよな、とは思う。もちろん、天井とかまで行くとヤバいけど。運営も、課金する側も。


 電車の定期券を買い忘れており、今日は普通に電車賃を払った。しかし、定期の開始日が明日からになることで、利用期限が本来より1日延びたことになる。なんか、得をした気分。いや、金額的に考えたら普通に損してるんだけどさ。ほら、何事も気持ちが大事っていうじゃない?(たぶんそういうニュアンスじゃ使わない)


 家に帰り、自分の部屋を見て、思う。「足の踏み場もない」という言葉は、散らかった部屋の内容としては正しいけれど、それを自ら口にする散らかリスト(部屋が散らかっていることを開き直り、俺の部屋の方が汚いぜ! とか競い始める、最悪の人間のこと)としては失格だろう。一人前の散らかリストなら、足の踏み場を失うことはない。散らかった物の上を歩くことに、一切抵抗がないからだ。僕の前には道はない。僕の後ろに道はできる。そう言わんばかりに。踏む場所がないところに躊躇なく一歩を踏み出してこそ、一流の散らかリストであり、三流の人間なんですね。いずれ散らかると分かっているのに、いちいち掃除ができる人、凄いですよね。嫌味とかじゃなく、普通に。そういう、不合理な合理を果たせるのが、人間という生き物の凄さ、面白さだと思うので。……お前はどの立場から物を言っているんだ?

 

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