【短歌】てのひらにおさまる
かけてゆくそのまぶしさに目を開けてそのまぶしさに目を閉じるまで
信号が3つ連続青だった世界は僕に愛されたがる
誰よりも自分のことを雨男(あるいは女)と思うのは傘
横になり布など被れば人生の1/3はスキップできます
「わたしにはできないことがあなたにはできる」のあなたはわたしでもある
たとえたら置いていかれた抜け殻がさびしがるからそのまま言って
左手の人差し指と親指の距離で悟ったその結末を
下り坂こそブレーキを踏むような毎日だけど悪くはない、よ
はじめて短歌をつくった。短歌というより、思うことを31文字前後で収めた、という表現が近いのか。前置きも後ろ置きも長くなるたちだから、手短に思うことが言える形式は新鮮で心地いい。反面、削ぎ落としていく中でこぼれてしまったものもあって、それらを気にしない勇気を持つことも、できるだけこぼれ落ちないようがんばることも、どっちも正解な気がした。別の大正解があるかもだけど。あったら教えてください。
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