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バンド演奏時におけるドラムについて

自分の趣味の1つにドラムがあり、現在地元でバンドを組んでいる。

月1〜2くらいの頻度でスタジオに集まって練習、3ヶ月に1回くらいライブをする、というスタイルのバンドだ。

自分以外の楽器と1つの曲を奏でるのも本当に楽しいものだ。(個人でドラムを叩くのもかなり楽しい ※YouTubeで叩いてみた動画投稿中)

今回はバンド演奏をしていく中で自分が意識していることについて述べていく。

1.ドラムの走りについて

ドラムを叩くうえでテンポキープはとても重要だ。

ドラムはバンドの土台、その土台がブレると(テンポキープができていない)バンド全体がブレるからだ。

練習の時も本番も、音源と同じテンポで最初から最後まで叩ければそれがベストだろう(意識的にテンポを変えるのはまた話が変わってくる)

が、そこは機械ではなく人間である以上、叩いているうちにどうしても速くなることがある。(しかも当の本人は気づいていないことが多い)

楽しくなって感情が高ぶったり、緊張、練習不足等によるものだ。

自分も走るドラムを叩きがちなので(↑の楽しくなって~に該当する)走る人の気持ちはよくわかる。

そんな自分が走らないよう意識していることは

他のメンバーをよく見る ことだ。

具体的には目や表情や演奏している動きを見る。

いつもと違う速さの時は何かしらの変化があるからだ。

2.音量について

これはどの楽器にも言えることだが、曲のジャンルによって音量に対するアプローチは変わってくる。

静かめな曲ならそれに合わせて楽器も静かに、激しい曲なら自然と音量が大きくなる といった具合だ。

今回の音量の話はそういうことでなく、バンドで合わせたときにこの部分、他の楽器はこうだからドラムはこうすれば全体が良い感じになるかな といったことだ。

というのも、事前に練習してきたフレーズでいざバンドで合わせたときにしっくりこない部分が出てくることがある。

音がぶつかり合ったり、なんか物足りないなと感じるのだ。

その場合、自分はドラムが調整するのが一番手っ取り早いと思う。(どの楽器より音が大きいドラムなら音量の上げ下げの幅が大きいからだ)

まあ口で言うは易しという言葉があるように、実際はめちゃくちゃ難しい。

大きい音は割とすぐ出せるが、小さい音を出そうとするのは本当に難しい。

そこで意識しているのがシンバルを叩く位置、スティックで叩く位置、スティックの振り上げる高さだ。

シンバルのエッジ、カップ、ボウ
スティックのチップ、ショルダー
振り上げ位置(自分の場合は高い・中くらい・低い3パターン)

といった具合でこれらを組み合わせることで音量の幅を出し、調整することができる。

3.ドラムのフレーズについて

これは前述の続きになるが、バンドで合わせたときにしっくりこない部分がある。
→今度は音量だけじゃなくフレーズも変えてみよう という話だ。

音数を増やしたり、逆に減らしたり、もしくは叩く位置を変えたり(ハイハットで刻むところをクラッシュシンバルに、タムを使ったフレーズをスネアのみにしてみる等) といった具合に。

練習してきたフレーズを変えるわけだから手間は増えるが、自分はこの作業がけっこう好きだ。

自分の引き出しの中から使えそうなものを組み合わせて自分だけのフレーズを作る、これが楽しいしこの自由さがドラムの魅力の1つでもある。


以上、自分がバンド演奏時におけるドラムについて意識していることである。

こういうことを意識しつつ楽しみながら、長く音楽生活・ドラム生活を続けていきたいなあ。






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