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ベビーマッサージのやり方〜お腹・お胸編〜

こんにちは。札幌市北区を中心に活動しています。
管理栄養士でベビマ講師ののむです。

今回は日頃私が息子に行なっている、お胸とお腹のベビーマッサージのやり方をご紹介したいと思います。 

ベビーマッサージに通っていた頃息子は便秘知らずでした。

良く私のベビーマッサージ教室に来てくれるお母さんも「ベビーマッサージの後、うんちがでました!」と言っていただくことが多いです。

離乳食が始まると赤ちゃんの便秘に悩むママ・パパも多いかと思います。

困った時は是非試してみて下さいね!

お腹のマッサージは、胃腸の働きを助けて、ガスの溜まりや便秘を解消します。

また、赤ちゃんをリラックスさせ、ストレスや不安を取り除きます。

お腹がリラックスする事で、消化器の働きもよくなります。

ただし、お腹へのベビーマッサは授乳後や離乳食を食べた後は、腹痛や嘔吐の症状が出る可能性がありますので、食後30分程度はお腹のマッサージは控える様にしましょう。

そしてお胸のマッサージは、赤ちゃんの呼吸を助け、心身ともに落ち着くことが出来ます。

呼吸がリラックスすることで、赤ちゃんの成長を促進し、病気に対する免疫力もつけることができるのです。

お胸の真ん中、胸骨の後ろあたりにある拳大の臓器で「胸腺」は、人がウイルスなどに感染すると、この胸腺の細胞が、最近を攻撃して健康な体を保つ為、病気への免疫力を高める働きがあると言われています。

お胸のマッサージで胸腺を刺激し、免疫力をつけていきましょう。

お腹をなでなでベビーマッサージ

お腹のベビーマッサージを始める前にお伝えしたいことがあります。

赤ちゃんの体は大人とくらべてとても小さいです。

お胸と、お腹の位置が小さいため、ついつい全体をなでしまう事がありますので、より効果的にお腹のマッサージを行うために、赤ちゃんのお腹の位置を確認しますね。

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お腹は、肋骨から下の部分になります。

赤ちゃんの体はとっても小さいのでお腹の領域がとっても狭くて、ベビーマッサージをしているとよくお胸からお腹全体をマッサージしている事がしばしばあります。

私がそうでした(笑)

お腹の位置を頭に置いて早速始めていきましょう!

①お腹に手のひらをゆっくりと乗せてお胸を温めます。

「これからお腹のマッサージをするよ〜」とお腹のマッサージをする事を優しくニコニコ笑顔で、赤ちゃんに伝えていきましょう。

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この時、お腹にはりがないか確認して、はりを感じた時は腸にガスが溜まっていますので、注意してマッサージしていきましょう。

②両手のひらを交互に動かし、赤ちゃんのお腹をなでおろしていきます。

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ママ・パパは両肘を軽く広げて、手を横にしてマッサージしましょう。

そうすることで、手全体使ってマッサージすることができます。

この時、手のひらは、軽く丸めて、手のひら全体を使うことをイメージしましょう。

お腹をぐるぐる円を描くベビーマッサージ

人間の腸は向かって時計回りに位置しています。向かって右側からなでて左腹部でなで終わると排便の動きを良くします。

赤ちゃんのお腹の右から、左へ。

赤ちゃんと向かい合ってママ・パパから見たときママパパからの左から右へとマッサージしていきます。

①ママ・パパの片手で赤ちゃんを支えます。

もう片方の手で赤ちゃんのおへそ右外側(向かい合ったときママパパから見て左側)から、おへその周りを時計回りに円を描いてマッサージします。

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3回~4回ゆっくりと繰り返していきます。

②おわりましたら、排泄物が流れる腸の位置である赤ちゃんの左下腹部あたり(向かい合ったときママ・パパから見て右側)でマッサージを終えましょう。

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常に時計回りでマッサージをしましょう。

もしおなかに張りがあり、便秘気味の時はゆっくりと少し長めにマッサージを行ってみましょう。

お胸をなでなでベビーマッサージ

お腹のマッサージの際お伝えしましたが、赤ちゃんの体はとても小さいため、お胸のマッサージをしっかりと効果的に行うためにもお胸の位置を確認しましょう。

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首の下(鎖骨あたり)から肋骨部分になります。

お胸のマッサージは赤ちゃんの呼吸を深くして情緒を安定させます。

お胸には、心臓や肺など大切な臓器があるため大変デリケートで繊細な部位です。

あまり力はいれず優しくマッサージしましょう。

①両手を赤ちゃんの胸において、身体の音を聞いてみましょう。

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ベビーマッサージは心と心を通わせるコミュニケーションの一つです。

「大好きだよ~」「生きているな~」「あったかいな~」「かわいいな~」と赤ちゃんありのままを感じてみてください。


②親指を胸の中心におきます。
残り4本の指を赤ちゃんの脇の下に入れいます。

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③赤ちゃんの肋骨の間を親指でやさしくなぞるようにマッサージしていきます。

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④上から順番にゆっくりと下まで胸全体をマッサージしましたら、胸の中心に戻ります。

この動きを4回~5階ゆっくりと優しく繰り返します。

ママ・パパの愛をたくさん赤ちゃんに吸収してもらうようなイメージでマッサージしていきましょう。

赤ちゃんの呼吸を深くして、赤ちゃんの気持ちを落ち着かせることができます。

お胸にハートを描くベビーマッサージ

①両手の赤ちゃんの胸の中央に置き、両肩の付け根に向かって斜めに両手を動かします。

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②肩の付け根から、みぞおちに向かい優しく触れていきます。

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これを4回~5回ゆっくりと繰り返していきます。

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「ハートだよ~」などと楽しく声掛けを行いながらやってみましょう。

まとめ

お腹とお胸のマッサージを紹介しました。

いかがでしたでしょうか?

ベビーマッサージをすることでオキシトシンが分泌されたり、脳に効果的であったり、様々な影響があるといわれています。


ですが、これらのベビーマッサージの効果は親子が楽しんで笑顔でいて「楽しんでいるからこそ」効果という副産物が産まれるのです。

ベビーマッサージは、親子のコミュニケーションツールの一つです。

お胸のマッサージの際にはぜひ赤ちゃんのお胸に手を当てて優しく耳を当ててみてください。

赤ちゃんから聞こえてくる「いのちのおと」「いのちのあたたかさ」

今、私たちはここで同じ空間、同じ地球で、生きている。

いのちのあたたかさを感じられる「この今」この瞬間をただただ、やり方や、ルールにとらわれずに、思い切り楽しんでみてくださいね。



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