【HSS型HSP】専業主婦になったワケ
第一子が生まれ会社員を辞め、専業主婦になり4年が経ちました。
なぜ私は専業主婦を選択したのだろうか?
それまでに沢山の葛藤がありましたので、言語化したいと思います。
子育てをしながら働いている方
ママの働き方に興味がある方の
参考になれば嬉しいです。
会社員退職~挑戦したこと
まず私が退職してから経験した仕事や挑戦したこと以下です。
・ベビーマッサージ教室(SNS集客)
・フリーランススクールへ参加
どれも、現在は辞めて子育てに専念しています。
なぜ色々な事に挑戦したのか?
なぜ挑戦したのに辞めてしまったのか?
これまでの葛藤を言語化していきます。
ベビーマッサージ教室を辞めたきっかけ
教室に来る方は育休中の方が多く、「イベント感覚」で来る方が多かったんです。
「ママのリフレッシュ」「ママの思い出作り」「ママの居場所作り」のためにやっているわけでは無かったので違和感を覚えました。
モヤモヤしている最中、夫の転勤が決まり集客は0からやり直し。
一度立ち止まったことがきっかけになりました。
ベビーマッサージで何を実現したかった?
目的を考え直しました。
そもそも私はベビーマッサージの何を魅力に感じたのか。
ママのためのベビーマッサージでは無いのなら、何を実現したかったのか?
育休明け、夫に対して子育てに対する理解や協力が無いと感じた私は、
乳幼児期という育児のスタートラインから赤ちゃんと関わるきっかけ作りとして父親にベビーマッサージを広めたいと考えました。
ベビーマッサージでは、赤ちゃんとの関わり方や、遊び方、触れ合い方などを学びます。
子育て支援センターなどでも行っていますが、子育て支援センターなどには母親の姿を見ることが多いです。
私自身ベビーマッサージ教室に通っていましたが、夫を誘い出すのはかなりハードルが高いと感じました。
しかし、このままでは父親と母親の育児スキルにどんどん乖離が生まれると考えました。
では、職場からの制度で、強制的に子育てについて学ぶ機会があれば?
少しは夫も子供と関わる機会や、子育てについて学ぶきっかけがあった方が良いのでは無いかと考えました。
そして、会社の福利厚生サービスの中に子育て支援として、ベビーマッサージを入れるのはどうか?と考えたのです。
育休サポーターみたいな感じで、母親だけではなく、夫に対しても子育て支援を行うのです。
私はベビーマッサージを通して「働く母親の子育て支援をしたい」
そのためには父親や上司の理解と子育てへの熱意を母親と一緒にする必要がある!と考えたのです。
しかし、それは非常にハードルが高いことでした。
日本は男性の勤労時間が長く、育休取得率もまだまだ低いからです。
実際、私の夫に育休を頼んでも、早く帰るように頼んでも、我が家は首を縦には降りませんでしたし、仮に育休を取得しても育休明けの働き方は激務に戻るわけです。
夫や男性上司、会社に今すぐ理解を求めることは難しい。
そう簡単にはいかないんだ。
夫への育児参加を促すのは、かなり後回しの課題だと気付いたんですよね。
本当の退職理由は?
冒頭でベビーマッサージ教室で起業がしたくて会社員を辞めたと言いました。
しかし冷静に考えてみると当時の私は健康状態も良くなく、とにかく逃げるように仕事を辞めたいと思っていました。
元々キャリアに執着していませんでしたし、自分のキャリアプランとか、管理職になりたいとか、本社に行きたいという気持ちも会社に抱いていなかったのです。
こんな私は女性のキャリアを支援する?違和感でしかないですよね…。
私は「起業する」「夫や上司の理解が無い」と言って退職したのは本当は自分が働かない価値がないと思い込んでいたからだと気付きました。
なぜ本当の退職理由に気付いたのか?
退職理由をすり替えた私は「母親がもっと働きやすい社会を作りたい」と考えました。そのためには「夫や上司を変える必要がある」と考えたのです。
しかし夫も上司も変えるのは難しい。
では、私自身が働き方を変えよう。
会社員は辛かったからフリーランスになろう。
と、浅はかな考えてでフリーランスになるためのスクールに通いました。
そのスクールで、小学生の子どもにYouTubeを見せながら在宅ワークしている方がいました。
ここでまた私は、違和感を感じました。
フリーランスになってもクライアントワークがある事を知り、結局クライアントのことで頭がいっぱいになり、子どもがおろそかになるのでは?
(ざわざわ)
フリーランスになっても会社員と一緒?
待ってくれ。
まだ生後3ヶ月の子供が居て、、、そもそもあたしは本当に働きたいの?
ここに来て本当の気持ちに問いかけました。
――私は、本当に働たいの…?
会社員を辞めたとき、「本当はずっとこの会社を辞めたいと思っていた」
だけど、働かない自分に価値はないと思い込んでいたから、働けない理由を夫や上司のせいにして逃げていたんだ。
私はフリーランスになりわけでもない。
女性の自立支援をしたいわけでもない。
本音に気づきました。
そして、働かない自分には価値がないという思い込みにも気付くことが出来たんですよね。
本当はずっとやりがいを感じない仕事をするのが辛かったんです。
仕事が出来ない理由を探して、誰かのせいにしていた。
だから、何をやってもしっくりこなかった。
違和感からやっと本音が分かったんですよね。
今の仕事より「子どもとの時間を大切に過ごしたい」
専業主婦になり良かったこと
心穏やかに、子供たちに関われたことです。
育休明け仕事が辛くなり消えてしまいたくなったとき、HSPの本に出会い、長年自分が生きづらさを抱えていたと気付きました。
このとき、ベビーマッサージの学びとリンクしたのです!
・乳幼児期はとても大切な時期
・心の土台になる時期
・母親のインナーチャイルドを癒やすこと(幼少期受けた心の傷のこと)
ベビーマッサージでは、この世界に生きることについての肯定的なあり方を身に付けていくことも大切な時期だと学びを得ました。
生涯にわたる人間形成の基礎が培われる極めて重要な時期…。
私は今までずっと生きるのに違和感を感じてきた。
うまく人と関われない。怖い。恐怖心がありすぎてうまく人と話せない。
という違和感を抱えて生きてきました。
母親に私の幼少期どう育てたか?と聞くと、人前に出ても恥ずかしくない子に育てたと解答されました。そのために、閉じ込めた事もあるし、泣いても無視したこともあるし、怒鳴ったり、叱ったことも沢山ある。と…。
私の両親は夫婦喧嘩が絶えない夫婦で、喧嘩が始まると母親が暴れ出すので泣きながら弟と家にある凶器(刃物やはさみなど)タオルにくるみ隠していました。
これは健全な家庭では無かったのか。ということも今になって知り
心のどこかにトラウマがあるのかもしれないと気付いたのです。
と、同時に息子には、私のような想いをして欲しくないと思いという気持ちが芽生えていました。
「子ども達には、この世の中を生き抜く力を身につけて欲しい」
私にとって、仕事を辞めたことは心身のバランスがうまく取れて子ども達に心穏やかに関わることが出来た点で本当に良かったと思っています。
そして、大変ありがたかったのは夫の理解でした。
働いていなくても、子ども達が外で関わることは大切だよ。と
様々な習い事にお金を出すことを惜しまず協力してくれました。
ずっと母親だけと過ごすのでは、子どもの学びにとっても欠けてくる部分が出てくるかと思ったので、様々な習い事や、集団生活を2時間ほど送る機会を与えることが出来て本当に良かったと思っています。
これから
専業主婦になり4年経ち、そろそろ働き始めようと考えています。
なぜなら、来年長男が小学生、次男が幼稚園へ上がり自分自身時間が取れるからです。
良い節目かと考えています。
ベビーマッサージで経験したことの中にSNS集客がありました。
これが結構学んでいくと楽しかったのです。
IT関係や、広告のこと、SNSマーケティングなど気になる分野の情報収集など行い、どんな仕事に今後は関わりたいのか?
いきなり正社員は目指せないのですが、少しずつ出来ることから…小さく…
再就職活動に向けて動いていきたいと考えています。
過去の葛藤について言語化しました。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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