たったひとりのGACKTさんコピーバンド 16 ふたりで打ったかめはめ波

 うまく文章にならない。
 まあ、こういう時はそういうものなんだろう。

 とにかく僕は走り始めた。

 「たったひとりのGACKTさんコピーバンド」
 「集客20人」

 
 無謀。高いハードル。


 それは確かに間違いない。
 今のこの世界と照らし合わせても。


 それでもやっぱり僕は走ろうと思って、走り始めた。

 今のこの世界の中では、外に飛び出して実際に走れないことも多い。

 だから僕は、これまではとっても苦手だったインターネットの世界の中も走ってみた。


 もちろん現実に、オフラインでお会い出来ない方も多い。

 オンライン/オフライン問わず、「たったひとりのGACKTさんコピーバンド」として走り始めてから出会った方達。


 その誰もが前向きで、とんでもないパワーで背中を押してくれている。


 ドラゴンボール。
 
 セルと闘う、まだ小さかった悟飯。
 たぶん悟飯ひとりではセルを倒しきれなかったが、最後に悟空の魂が後ろから加勢してセルを倒しきった。

 あの時のかめはめ波みたいな、そんな感じだ。

 
  たったひとりのGACKTさんコピーバンド


 たぶん…多分だけれどそれは純粋に、
 
  ステージに立っているのが僕ひとり
 
 というだけだ。


 この連載を毎回読んでくれて、リアクションをくれている方たち。

 そのリアクションの一つ一つに、僕がどれだけ勇気づけられているか、たぶんあなたは知らないだろう。
 
 
 だからどんな形でもいい。

 あなたがステージに上がるときには僕がその客席の最前列で応援するよ。

 

 今僕は「夢中」。
 
 夢見て生きていこうな。
 大丈夫。あなたならできる。
 

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