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はじめましてと無職のわたしへ

はじめまして、めとろです。

マイノリティな話題をnoteで目にすることが多かったので、私の感じる生き辛さも、ここで吐き出すことで、同じようなモヤモヤを抱える誰かの心を少しでも軽くできたら、とnoteを始めました。

私は1990年生まれ、現在31歳の女ですが、
今まで一度として恋人がいたことはなく(告白されたこともない)
無職で(正社員で働いていたことはあります。1年8か月くらい)
実家暮らしです。

モテないのはともかく、無職は世間的にはあまり印象が良くないですよね。
私も、大学を卒業してすぐのころは、他人と比べて自分は劣っている、ダメ人間だと思うこともありましたし、人からいろいろ言われてしまうのは仕方ないのだと思っていたので、気が進まない集まりにも断れずに参加していました。みんなが私を悪く言っているんじゃないかという気になって両親に勧められて精神科に通ったこともあります。

けど、一度正社員になって、やっぱり辞めてしまって31歳になった今、過去の私に言ってあげたいのは、そんなの全然仕方なくないし、あなたは劣ってもないし、ダメ人間でもない!ということです。

私の場合は貯金を切り崩しながら実家に暮らしているので、金を得なければ、とは思っていますが、無職でも、生きていけるなら全然ありです。

というか自分で、『なんとかしなきゃ(x-x)』と思うならまだしも
他人にとやかく言われる筋合いはないはずです。

人は一人一人違います。
隣で一緒に楽しく笑っていると、なんだか自分と同じに感じてしまっても、
全く同じ境遇の人は一人としていないし、感じ方も違うのです。

誰もが人格者である両親に育てられたわけでもないし、
夢を口に出せるほど自信があるわけではないし、
早々に好きなことに気が付けたわけでもないし、
希望する方向へ進めるほどの経済力があったわけでもないのです。

あなたが今もし何不自由なく暮らしているとして、
それがすべて自分の努力によるものかというとそうではないのです。
運であるところはきっと大きい。

そしてそれは逆もまたしかりで、
今もし辛く苦しい状況に置かれていたとしても、
それはあなたの努力が足りていないからではないのです。

他人や社会にのせいにするなという圧を感じて生きてきましたが、
私は逆に、自分だけのせいにするな!と思います。
だって絶対にあなただけのせいではないです。

例えば色鉛筆の中に一番優れている色なんてないのと同じで、
色んな人がいるから世界は美しくなるはずなのに、
世間には、正解の色があるような雰囲気があって、
そこから大きく外れることは許されないような気がしています。

赤ちゃんの頃はひとりひとり違う色だったのに、
だんだん、この色が一番優れていますよ、という色に皆が
頑張って合わせたり、自然と変化していく中で、
どうしてもその色になれなかったり、正解の色があるなんて知らなかった人たちが、ある日突然不正解の烙印を押された、ような気がしてしまう。

でも実は正解なんてなくて、
別のコミュニティに行けば、あなたと同じ色ばかり集まっている場所があるかもしれないし、ちょうど何色が足りなかったんだ、と言ってあなたを歓迎してくれる、カラフルが良しとされる場所もあるでしょう。

だから本当は色んな生き方や考え方に触れるのがいいです。
世界は360度上下左右に広がっていて、想像よりも絶対に広い。

最近ひろゆきさんの『1%の努力』を読みました。成功しているように見える人は端的に言えば運によるところが大きいと正面から堂々と言えるのはスゴイです。https://www.amazon.co.jp/gp/product/B084MF2QDM/ref=dbs_a_def_rwt_hsch_vapi_tkin_p1_i0

結構前に読んだ坂口恭平さんの『独立国家のつくりかた』も、常識にとらわれない斬新な発想がとてもよかった記憶がありますhttps://www.amazon.co.jp/gp/product/B009GXM8I4/ref=dbs_a_def_rwt_hsch_vapi_tkin_p1_i3

わかっていても自分のことはどうしても責めてしまうけど、悩み苦しみ自分を否定したり、はたまた肯定したりしなければ考えもしなかったことが必ずあるはずで、それは絶対に無駄ではないです。

私は正社員でどこかの会社に雇ってもらおうとはすでに思っていないので、それ以外の方法でどうやってお金を得るか、どうやって節約するか、そういうことを考えるようになりました。

私はいま、お金を得るためにいろいろと仕込んでいます。
まだほとんど収益化できていませんが、これで食べられる様になればいいな。めとろブログhttps://nompolipolis.com/

働いていた時に給料のほとんどを貯金していた私ですが、
さすがに底をついてきたので、先日まで短期のアルバイトをしていました。

自分がどんなことをしたいか、したくないか、どんなことならできそうか
余裕があるなら、自分基準でゆっくり考えてもいいんですよ。

と、いうわけで初回は、無職というマイノリティの方に向けたメッセージでした。無職じゃなくとも、自分を責めている人の心が軽くなっていればいいな。月並みですが、私はあなたを応援しています。

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