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THANK YOU MASK プロジェクト、はじめました。

はじめまして、野本 歩(のもと あゆむ)です。
はじめてのnoteは、新しく立ち上げしたTHANK YOU MASK プロジェクトについて寄稿することにしました。

マスクの調達目処が経ってからスタートしたこのプロジェクト、1週間もかからず最速最短で立ち上げできたことに自分自身も驚きを隠せずにいます。
これは、一緒に立ち上げた素晴らしいTeamの仲間と、支えてくださった皆さんのおかげだと心の底から思います。この感謝の気持ちと、これからがスタートなんだという思いを込め、noteに書きとめてゆきたいと思います。

THANK YOU MASK プロジェクトとは

THANK YOUを届けよう!のコンセプトの元、マスク1枚 39(サンキュー)円からの寄付支援と感謝の言葉を募集し、医療従事者およびエッセンシャルワーカーと呼ばれる生活インフラを支えるため最前線で働く方々へ、医療用マスクを無償提供するとともに、集めた感謝のメッセージも届けてゆく取り組みです。
これを実現するため、マスク1枚39円から寄付できる公式支援サイト"masks.co.jp"を立ち上げの上 運営しております。 

全体のスキームは以下です。
1.公式支援サイトより1口39円から寄付支援と感謝の言葉を募集します。
2.寄付金によりマスクを購入・調達し供給体制を構築します。
3.最前線でマスクを必要とする医療機関、自治体、ソーシャルワーカー等から要望を元に、専門家との協議をへて提供先を決定します。
4 公式支援サイトやSNS・メーリングリスト等を通じて、支援先実績や支援の感謝のメッセージをみなさまと随時共有していきます。

私たちは、医療従事者およびエッセンシャルワーカーの方々へ、マスクの供給だけではなく集めた感謝のメッセージも届けてゆくことを大切にしています。

THANK YOU MASK プロジェクトをはじめた理由

THANK YOU MASKプロジェクトの立ち上げメンバーは基本ボランティアで形成されています。
まずはじめに、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の拡大の影響が顕在化しているまさに今、苦しんでいる人のため、必要としている人のため、リスクを抱えながらも最前線で働く医療従事者・自治体・各種施設、団体の皆様には敬意を表するとともに深く感謝致します。

この状況下においての深刻な問題の一つ、それは医療現場のマスク不足です。この事態に対して、3月から民間をはじめ様々な供給支援策が実施されてきたものの、毎日新聞社による5月の記事では、「特定・第1種感染症指定医療機関の72%以上が依然としてマスクが足りていない」と答えています。さらに、医療従事者の受け入れを推進しているホテル様からの生の声を聞いて、危機的な現状を目の当たりにしました。
お聞きした中には、先の見えていない現状において、前線で闘いつづけていることを理由に周囲から避けられたり、家族と対面できなかったりと、肉体的だけではなく精神的にも非常に辛い状況が続いていることがわかりました。
この状況をなんとかしたい!何かしたい!!と思ったのがきっかけです。

THANK YOU MASK プロジェクトの立ち上げ

マスク調達は、私の前職であるhi Japanの中国にある提携工場。目処がつき品質担保が分かったタイミングから、このプロジェクトが本格的に始まりました。
立ち上げメンバーは、私以外にhi Japan/OYO LIFEの元CEO勝瀬さん、TOKYOJP CEO坪井さん、リーガルリンク 代表パートナー弁護士 渡邊さんを始め、約7名ほどでした。
一度も顔を合わせることなく、プロジェクトの開始から支援サイトの立ち上げまで一気に実施しました。毎日毎晩Zoomし、Slack上で家族のようにつながり続け、スクラム組んで全力疾走して、届けたいもの・つくっていきたいものをつくりあげました。(今もつくっています)


今後のTHANK YOU MASKプロジェクト

私たちは5月5日(火)に支援サイトをオープンし、とても嬉しいことに3日間でマスク30,000枚分のご寄付が集まりました。
ご支援くださった皆さま、本当にありがとうございます!!これから医療機関、および、エッセンシャルワーカーのいらっしゃる事業者へ、しっかりとマスクを届けてまいります。
また、皆さまから前線で戦う従事者の方への感謝のメッセージをひとつひとつ見た時、本当に胸が熱くなりました。
マスクとともに感謝を届けたい、という思いで立ち上げした私ですが、戦っている人へのこのメッセージを読むだけで、私自身がとても幸せな気持ちになれました。
私は、お金以上に、感謝や思いやりをもっと可視化しもっと伝わる取り組みが大切であると確信しました。社会全体が苦しんでいる今だからこそ、感謝であふれる世界をつくり、この難局を全員で乗り切りたいと考えています。

THANK YOU MASKの活動のポイントは、支援金額ではありません。
自分でもできる無理しない範囲での感謝の取り組み、それはマスク一枚の支援かも知れないし、感謝のメッセージを発信することかも。または、この活動を誰かに伝えたり、全く別の形で感謝を届けることかもしれません。みんなで、少しずつでもTHANK YOUを輪を広げてゆければ、社会全体は明るくなっていくと信じています。

まだまだ未熟な部分も多々あろうかと思いますが、THANK YOU MASKプロジェクト、是非引き続きご支援とご協力をお願いいたします。

「39円からはじめる、みんなの社会貢献。」


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