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AIイラストと道具の進化:猿が棍棒を持った時代の再来かも?

AIが描くイラストに対して「絵の上達の努力してへんのに…」って批判の声がよう聞こえてくるんやけど、これ、わいも絵を描くクリエイターとしてその気持ちようわかるねん。努力して技術を磨いてきた身からしたら、確かにAIがポンと描いたもんが評価されるんはちょっと複雑な気分になるわ。でも、ふと思ったんやけど、これってもしかして大きな文明の変化の一端なんちゃうかなって。

昔、猿が初めて棍棒みたいな道具を手にした時、もしかしたら他の猿らは「あいつ、自分の身体能力だけで戦わんと、道具に頼ってるわ」って思たかもしれん。でも、その猿はただラクしたいだけやなくてなくて、新しい方法を見つけたんとも言える。文化の始まりや。

棍棒を持った猿が増えると、体力だけでは勝てへんようになるから、結局みんなが棍棒を手にするようになるわな。そして今度は、棍棒だけでは飽き足らん猿が出てくるんや。そいつは先の尖った武器を作って、棍棒を持った猿を斬りつけ始める。

さらに進んで、遠くの獲物を捕らえるために槍や弓を使うようになって、道具はどんどん進化していったんや。きっと、知らんけど…

考えてみたら、今のわいら人間の生活も、道具に頼りっぱなしや。料理には包丁使うし、スマホやパソコン、家電や車、どれも生活に欠かせん道具や。猿が棍棒を手にして進化を遂げたように、わいらも道具を使いこなしてここまで来たんやと思うねん。

もしかすると、AIもそういう文明の進化点の一つなんかもしれへんな。最初は「こんなんズルや」って思うかもしれんけど、いずれそれが当たり前になって、新しい道具としてみんなが使いこなすようになるかもしれん。AIが進化していくにつれて、クリエイティブの世界もどんどん変わっていく可能性がある。

道具はあくまで道具やし、それをどう使うかは、やっぱりわいら次第やと思うねん。猿が道具を進化させていったように、わいらもAIを活用して、これまでの枠を超えた世界に挑戦していけるんちゃうかな。

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