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中古品のJKブランド

4月は死と生まれ変わりが多い。私の友情は高校生になることで死に、代わりに新生活が生まれた。4月生まれの子が憎くて、4月生まれの子を見ると、自然に彼らを睨んだ。

そんなことをしてるうちに、私の高校生活は始まっていた。馬鹿な定時高校だけど、みんな優しくて、可愛くて、みんなに自慢できるほどの青春!を謳歌してる。JKって名乗れるのサイコーだな。と。馬鹿な高校で笑いながら謳ってる。

そう思えばJK時代は女の子の中で神であり、悪魔である。小中学校なんてどうでも良くて、JKになると、所謂「JKブランド」を使い女の子としての最後のキラキラを経験できる。
それとは反対に、「高等学校」という中で最低最悪のルーザーJKになってしまったら、JKになった意味もなく、せっかくの「JKブランド」も中古品になってしまう。その中古品になってしまう要因は未成年飲酒・喫煙だったり、非行だったりする。妊娠や家庭環境、いじめは理由があるが、上記の3つは理由があってもしてはいけないこと。

校則に縛られるのも高校までなので、最後の最後までは守って見せたいと思いながら、私は年齢を偽ってタバコを買うのでした。

ここまで書いておいてお前はタバコ吸ってんのかよ!と思うと思いますが、ごめんなさい。吸っています。ここでは正直になりたくて。
私はどんだけ青春を謳歌しても未成年喫煙者になってしまうだけで私の「JKブランド」は中古品になってしまうのです。だから、JKのうちに友達が出来ずに静かにすごしたり、いじめられて不登校になってしまっても、あなたの「JKブランド」は傷のついてない綺麗な正規品で、かがやいてる。と私は思っています。

JKであることって、とても貴重なことで、一生残るもの。なので今が辛くても、校則だけ守ってればあなたの「JKブランド」は正規品なのだから、めげないで欲しい。

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