#32 モチベーションの限界

何かに挑戦しよう、継続してやっていこうと思い立っても、大抵のことって長続きしませんよね。当初はあんなりやる気を持っていたのに、徐々にモチベーションが低下していき、壁に貼り付けた計画表的なものだけが無残残る。。。というようなことを学生時代から誰しも一度は経験したことはあるのではないでしょうか。

私自身も、1日1時間は会計の勉強をしよう!、オンライン英会話を続けてみよう!と色んな目標を定めて計画をたてることの多い人間ですが、たいていすぐにそんな計画はなかったことになります。笑

そんな中で、最近肌で感じるのは「モチベーションに依存した計画は必ず破綻する」ということです。人間のやる気、自発的なモチベーションほど不確かなものはありません。ぶれっぶれです。

「英語力をつけたい!」なんていうモチベーションは現代の日本人は誰もが少しはもっているかと思いますが、実際にそこに向かって継続的に取り組んでいる人はなかなかいないのも、このモチベーションというものの脆さを示しています。

そこで私が最近心がけているのは「目標を一歩手前に設定する」ということです。

英語の勉強を例にとると、「1日にテキスト1セクションを終える」、「30分はリスニングをする」みたいな目標を立てることが多いと思いますが、これは多分長続きしません。目標を達成するために、毎日やる気を高く保つことが必要だからです。

だから私の目標はすごくシンプルで、「帰宅したらそのまま机に座る」ということだけです。家に帰って机に座ったら、もう目標は達成です。これにはなんのやる気もいりません。ただの「行動」です。

ここで肝になるのが、その「行動」の先に、本当にやりたいアクションが紐づいているかということです。私の場合だと、机に座ったらなんだかんだ気持ちがシャキッとするので、結果的にそこから英語の勉強をしたり、noteの投稿をしたりと、いろんなアクションができるようになります。これが「1時間は勉強する!」とかを目標にしてたら、その心理的なハードルを超えられずベッドにダイブしてしまうことでしょう。

仕事でもこれは意識していて、「1日50件TELアポをする」とかを目標にするとなかなか心が折れますが、「TELが終わったら1分以内に次の電話をかける」みたいに、最終的なアウトプットの一個手前に目標を置くと、ゲーム感覚で意外と苦労なく取り組め、もともと目論んでいた目標も達成できることが多いです。

最終的にこうなっていたい、ということへの思い自体に嘘はないと思うので、そのための日々の行動の原動力としてモチベーションをあてにするのではなく、無意識にできちゃうレベルの行動から始めるのがよいよね〜というお話でした。


今日も読んでくれてありがとうございます。
いくら大好物でもその日の気分によっては食べたくないものもあるよね。

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