英語の面白さが孤独を紛らわす

【アイルランド留学197日目】

改めて英語を話すのってめちゃくちゃ楽しいなぁと思いました。

何気ない一言でも、たわいのない会話でも、英語で誰かに向かって話すのは初めての言葉がたくさんあります。

うまく伝わった瞬間に、目の前が少しだけパッと明るくなるような感覚になります。平静を保ちながらドキドキと動機が高鳴っているときもあります。子供の頃、成長するにつれて、徐々にできることや行動範囲が広がっていった時のような感覚です。

自転車に乗れるようになって、歩きでは行けなかった友達の家に遊びにいけるようになったとき。

初めて電車に乗って、親としか行けなかったショッピングセンターに友達とだけでいけるようになったとき。

初めて好きな子と手を繋いで帰宅できたとき。

初めて友達とだけで泊まりの旅行ができたとき。

初めての一人暮らしが始まったとき。

初めて仕事で認められたとき。

成長するにつれて、いろんな初めての経験をし、多分その度にその経験を誰かに話していたと思います。ドキドキしたことや想像以上だったこととかを、まとまらない言葉でなんとか伝えようとしていた気がします。

なんとなく、その時の感覚に近いのです。

言葉にするたびに自分の中の感情が形になっていくような感覚です。

まだまだ英語で語れていない感情や経験は数えきれないくらいあります。それを英語で話すたびに、どうしようもなくワクワクします。

やろうと思えばいくらでもサボれてしまう環境でモチベーションを保ち、将来の仕事も不確定な状態で今できることに集中して語学力を高めていくのは、想像以上に苦しくて、降ってくる仕事をヒイヒイ言いながらこなしていた会社員時代の方がはるかに楽だったと思います。今やっていることは正しいのか、他にやるべきことはないのか、ということを手探りで自問自答しながら毎日過ごす今の方がしんどくて、怖くて、苦しいです。

英語を話す面白さが感じられていなかったら、くじけていたかもしれません。

このしんどさも、面白さも、実際に経験した自分しか分からないんだろうなぁと思うとちょっと悲しくなりますが、こうやって発信していく中で、同じようなことを感じている人と分かり合えたら嬉しいなぁともなんとなく思っています。

お互いがんばりましょう!!

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