線形な未来

転職してから半年が経ちました。あっという間です。

初日から今までずっと在宅ワークで一度も出社していないという特殊な状況ですが、なんだかんだ普通に働くことができています。

地方でメーカーの営業をしていた前職時代から、8ヶ月のアイルランド留学を経て、今は外資系ファームで戦略コンサルタントとして働くという、ここ数年怒涛の変化を経験してきた反動からか、最近は休日も特に遊びに行くこともなく家でパンとか作っています。平穏って素晴らしい。。笑

今過ごしている毎日がもはや当たり前みたいな感覚になりますが、一年前の自分からしたら想像していなかった生活をしているなぁと思うと少し感慨深いです。

昔のnoteとか見返しても、「あの頃は悶々としてたなぁ」とか当時の気持ちを思い出して少しくすぐったいような感じもしますが、その時に行動を起こしたから今があるんだとも思います。

たまに思うのが、人間の一生ってどこまで行っても連続的なもので、非連続的な変化なんてほとんど起きないということです。

「3年後はこうなっていたい」、「30歳になったらこうしたい」みたいな年月の区切りで目標を立てたり、何かしらの変化が起きることを期待することは多いですが、基本的はなんの変化も起きないと思います。

3年後には、今日みたいな日を1000日くらい積み重ねた今の自分がいるだけです。

30歳になったときには、少し肌の張りが落ちた27歳の今の自分がいるだけです。

人生の大きな分岐点なんて多分そこにはありません。

漠然と時間を過ごすだけで変化が起きることに期待してしまうのは、学校教育の弊害かとも思います。

6年経ったら小学校を卒業し、3年経てば中学、さらに3年で高校、そして4年で大学と、基本的にはただ生きているだけで卒業とか受験とかのイベントが向こうから勝手にやってきてくれました。

大きな環境変化は向こうから勝手にやってきてくれました。

ただ、社会人になってからは、自分で変化を起こさないと何も起きません。起きるとしたら僻地に転勤させられるとかマイナスのイベントだけではないでしょうか。笑

変化を起こすことがいつも正しいとは思いませんし、穏やかな日常に幸せを感じることはとても大切なことだと思いますが、そこに甘んじて変化を起こすエネルギーを捨てないようにしたいです。

自戒を込めて、今の気持ちを綴りました。

次はどこへ向かおうか。


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