「軸」があると色々できる

生活の中心になる一本の「軸」があると、他のことにも手が出せるようになる気がします。

高校生のときは、勉強という軸が生活の中心にあり、その息抜きがてらに部活やバンド活動なんかをしたりしていました。会社勤めしているときも、仕事という軸があり、仕事終わりに本を読んだり、プログラミングを学んでアプリを作ってみたりと、サブの活動も充実していました。

一方で、大学生の頃は、高校生や社会人と比べて使える時間はたくさんあったのに、いまいち有効に使えている気がしませんでした。これは、多分、メインの軸がしっかりしていなかったからだと思います。

勉強もそこそこ、バイトもそこそこ、サークルもそこそこ、みたいな感じだったので、自分の生活の中心がはっきりしていませんでした。そうなると、新しいことに取り組んだり、何をしてても、なんだか「今これをやってていいのか」と不安になってしまい、結果的に何も身が入りませんでした。

新しい取り組みとかチャレンジって、おそらく「実験」みたいなもので、それがうまくいくのか、自分に合うものなのかみたいなことは、ある程度取り組まないとわかりません。つまり、結果がイマイチな可能性もかなりあるわけです。

そんなときに、自分の軸がしっかりしていれば、どんな結果になろうとも、また元の場所に帰ってくることができます。逆に言うと、帰ってくる場所があるからこそ、他の活動にもチャレンジできるのです。高校生という立場がなかったら、呑気にギターなんか弾いていられなかったと思います。笑

今私は、アイルランドに留学に来ており、今週末には日本に帰国するのですが、先週に語学学校を卒業したので、仕事もない今の状態は、完全なるニートです。転職準備はしているものの、なんだかフワフワしていて落ちかないです。そして、本を読んだりとか他のことに対する集中力も低下している気がします。

同じ学校に通っていた同じ歳くらいのブラジル人は、「帰国後は2ヶ月くらいゆっくり休暇をとって、そこから仕事探しとかするよ〜」とか言ってましたが、私はもう休みとかいらないので早く働きたくて仕方ありません。これが、悲しき日本人の性(さが)なのでしょうか。

早く「軸」が欲しいなぁ。


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