結果的に布団に入るのなら

朝目を覚ますと、だいたい1日のスケジュールを思い浮かべる。

あのアポを何時に終わらせて、次の客先に向かって、そこから会社に戻って報告書作って、、、みたいな感じで段取りを考えながら布団を出る。

新人の頃は、そもそも段取りを考えることすらままならず、ちゃんと考えたとしても想定通りに実行できることはほとんどなかった。商談が中途半端なまま打ち合わせが終わってしまうこともざらにあった。

ただ2年目くらいからだんだんとコツとかパターンを掴んできて、成功体験が増えていく。3年目ともなると大きな失敗することはほとんどなくなる。

これが一般的な企業における「成長」というやつなのかもしれない。頭の回転が早くなるとか、斬新なアイディアが出せるようになるというよりも、蓄積された経験パターンからめぼしい解をすぐに導き出せるようになるイメージだ。

パターン化した仕事は経験を積めば積むほど上手にこなせるようになる。頭の中で想像した通りに1日が終わる。

そうなると、なんかもう布団の中から出るのが億劫になる。

どうせまた想像通りの1日が過ぎて夜には布団に入っているのなら、いっそのこともうずっと布団に入っていたい。

そんな感じで今夜もベッドに横たわる。今日も皆さんお疲れ様でした。



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