ヨッ友と優しい世界

【アイルランド留学198日目】

同じシェアハウスに住む中国人の友達が「無理に人と仲良くするのも嫌だし、変に敵対するような関係性もいやだ。ただストレスなく自分らしく生きていたい」というようなことを言ってしました。

要するに、人と違うことをしていても特に自分のことを気にせずそっといてほしいというようなことみたいです。その感覚はすごくわかるなぁと思います。

同調圧力みたいなやつでしょうか。そこから外れると仲間外れになりがちですよね。

彼が言ってるのは、例えそこから外れたとしても、別に敵対視する必要はないじゃん、程よい距離感保ってにこやかに挨拶交わすくらいの関係性でいいじゃんということのようです。

いわゆる「ヨッ友」くらいの距離感でしょうか。お互い顔を合わせると「ヨッ」と挨拶はするけど、特に遊びにいったり深い話をしたりするわけではない、大学とかでよくある関係性です。気楽と言えば気楽です。

大人になってから改めて思いますが、別に仲良くない人と無理に仲良くする必要ってないですよね。全然話も合わないのに飲みに行ったり付き合いを続けるメリットはお互いにありません。

かといって、それを「仲が悪い」と表現するのもイマイチ違うと思って、お互い顔を合わせればにこやかに一言二言会話はするけど、それ以上はないというだけです。嫌いとかでは全くありません。

以前の会社で同期と同じ営業所にいたタイミングで、仕事中はお互い相談して協力し合ってましたが、仕事後に飲みに行ったり遊んだりすることはほぼありませんでした。お互いそれぞれ予定があったり、自分のペースがあったからです。

それに対して「お前ら仲悪いの??」と無神経に踏み込んでくる先輩がいましたが、「お互いそれぞれの時間の過ごし方を尊重してるだけだよ。そこを無理にすり合わせる必要もないでしょ。まだ中高生みたいな価値観してるのか」とめちゃくちゃ生意気な反論を心の中で呟いていました。笑

積極的に会いたい人には会いにいき、そうでない人とも柔らかくて接し合えるのが優しい世界ではないでしょうか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?